biz-Stream は、多様な表現が可能なWeb 帳票ソリューションです。
この記事では、biz-Stream からCData JDBC Driver 経由でStreak データにリアルタイムで連携接続して帳票から利用する方法を紹介します。CData Drivers を使うことで、RDB のようにbiz-Stream 内でStreak データを扱うことができるようになります。
※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
biz-Stream へのStreak JDBC ドライバの配置
デフォルトの内容でインストールした場合、以下のパスに jar ファイルが配置されますので、その jar ファイルを biz-Stream の所定のパスにコピーします。
- cdata.jdbc.streak.jar
- cdata.jdbc.streak.lic （試用版では.lic ファイルは不要）
- コピー元：C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Streak 2019J\lib
- コピー先：C:\Program Files (x86)\brainsellers\biz-Stream レイアウト・デザイナ\lib_jdbc
biz-Stream からStreak への接続設定
レイアウトデザイナを起動後、リソース定義にて Streak への接続設定を行います。ドライバ選択のプルダウンに CData Streak JDBC Driver が表示されますので選択します。
サーバURLは以下の形式で入力します。
URL: jdbc:streak:ApiKey=8c84j9b4j54762ce809ej6a782d776j3;
JDBC Driver の接続文字列デザイナーを使う
JDBC 接続文字列を作るには、Streak JDBC Driver のビルトイン接続文字列デザイナーを使う方法があります。ドライバーの.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。
Windows:
java -jar 'C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Streak 2019\lib\cdata.jdbc.streak.jar'
MacOS:
java -jar cdata.jdbc.streak.jar
接続プロパティに値を入力して、生成される接続文字列をクリップボードにコピーします。
次にデータ取得条件を設定します。SQL 定義から定義名を設定し、編集ボタンをクリックします。
上のグレーエリアで右クリック → テーブルリストと選択しますと、Streak のオブジェクトがリストで表示されます。使用するテーブルを選択します。
ここでは取得対象の項目や条件などを設定することができます。対象項目や条件を指定できたらOKボタンをクリックし、戻った画面で追加ボタンをクリックします。
最後にデータソース設定を行います。データソース定義名に先ほど設定したものをを選択し、画面下部にある追加ボタンをクリックします。これでbiz-Stream でStreak データを利用する準備ができました。
Streak データをリアルタイムで参照するbiz-Stream 帳票のデザイン
用紙設定を行います。今回は A4 設定にしました。設定後は画面下部にある追加ボタンをクリックします。
ページ設定では新規ボタンをクリックします。
ここではレイアウトデザイナが帳票テンプレートを xml で保存しますので、ファイル名を設定します。
レイアウトには様々なメニューがありますが、今回は表を使用します。表を設定後、Streak から取得したデータをセットするエリアを作成します。各セルにテキストボックスを挿入し、そのテキストボックス自体に Streak の項目を紐づけします。
※ヘッダーにもそれぞれテキストボックスを追加します。
レイアウト作成画面を閉じた後、ページ設定の画面に戻りますので、画面下部にある追加ボタン（一度作成している場合は適用）をクリックし、レイアウトの作成が完了となります。
レイアウトデザイナーのトップ画面のヘッダーメニューからプレビューアイコンをクリックします。先ほど作成したレイアウトで Streak のデータを表示させることができます。
このようにCData JDBC Driver をアップロードすることで、簡単にbiz-Stream でStreak data データをリアルタイムに参照する帳票をノーコードで連携て作成することができます。
是非、CData JDBC Driver for Streak 30日の無償試用版 をダウンロードして、お試しください。