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CData BizTalk Adapter for Workday は、BizTalk のWorkday でSQL コマンド、アップデートグラム、ストアドプロシージャを実行することを可能にします。ここでは、アップデートグラムを使用して、Workday を挿入するアプリケーションのウォークスルーについて説明します。
以下のセクションでは、サンプルアプリケーションの作成について説明します。
Visual Studio のウィザードを使用することで、スキーマとアップデートグラムインスタンスを生成することができます。
[Add Adapter]ウィザードを使用して、プロジェクトにアダプタを追加します。アダプタを使用して、挿入したいテーブルに関する[Workers]などのWorkday メタデータをクエリします。
Workday データを挿入するアップデートグラムを作成するためのテンプレートとしてスキーマを使用します。スキーマは、XMLリクエストと応答を定義する.xsd ファイルです。例として、挿入アップデートグラムを生成する方法を説明します。以下の手順に従って、update とdelete のアップデートグラムを生成できます。
[Insert]オプションを選択し、挿入したいテーブルとカラムを選択します。このチュートリアルは、Worker_Reference_WID とLegal_Name_Last_Name を使用しています。
Noteアップデートグラムを作成する際、挿入はスキーマに含ませたカラムに限定されます。
このステップでは、後のステップでアダプタに送られるXML メッセージを作成します。[Solution Explorer]にある.xsd ファイルを右クリックし、[Generate Instance]をクリックしてアップデートグラムを作成します。アップデートグラムが保存される場所は、[Output]タブに表示されます。
アップデートグラムは、Workday から求められる応答を定義するよう構成されています。アップデートグラムの例や詳細については、アダプタのヘルプドキュメントをご覧ください。
アプリケーションに受信場所を追加するには、まず受信ポートを追加する必要があります。受信ポートは複数の受信場所からのデータを受け取ることができます。
静的な一方向のファイル受信場所は、アップデートグラムを含むBizTalk メッセージを作成します。
コンフィギュレーションは、以下のステップで構成されています。
要請応答送信ポートを使用して、 アップデートグラムコマンドの結果を取得します。このチュートリアルでは、新しく挿入されたレコードのId がBizTalkで返されます。
[Adapter Transport Properties]ダイアログで、アダプタが実行するコマンドを定義します。
Workday への接続に必要な資格情報とその他のプロパティを設定します。
接続プロパティを入力してください。
下は一般的な接続文字列です。
User=myuser;Password=mypassword;Tenant=mycompany_gm1;Host=https://wd3-impl-services1.workday.com
ここでは、4つのWorkday API の接続パラメータを設定する方法、およびTenant とBaseURL を取得する方法について説明します。必要なAPI のパラメータが設定され、カスタムOAuth および / またはAzure AD API クライアントを作成したら、接続の準備は完了です。
API / 前提条件 / 接続パラメータ
WQL / WQL サービスを有効化(下記参照) / ConnectionType: WQL
Reports as a Service / カタログレポートの設定(ヘルプドキュメントの「データアクセスのファインチューニング」参照) / ConnectionType:
Reports
REST / 自動で有効化 / ConnectionType: REST
SOAP / 自動で有効化 / ヘルプドキュメントのWorkday SOAP API への認証を参照
BaseURL およびTenant プロパティを取得するため、Workday にログインしてView API Clients を検索します。 この画面では、Workday はBaseURL とTenant の両方を含むURL であるWorkday REST API Endpoint を表示します。
REST API Endpoint のフォーマットは、
https://domain.com/subdirectories/mycompany です。ここで、
例えば、REST API エンドポイントがhttps://wd3-impl-services1.workday.com/ccx/api/v1/mycompany の場合、 BaseURL はhttps://wd3-impl-services1.workday.com であり、Tenant はmycompany です。
ファイル送信ポートは、インサートから返されるId をファイルに書き込みます。以下のステップに従って一方向送信ポートを構成し、受信メッセージをファイルに書きこみます。
以下のステップに従って、アプリケーションで次の関連を定義するフィルタルールを作成します。
要請応答送信ポートのプロパティで、[Filters]をクリックし、以下の値を設定します。
一方向送信ポートのプロパティで、[Filters]をクリックし、以下の値を設定します。
BizTalk アプリケーションを起動するときに以下の手順に従い、アップデートグラムが受信場所によって確実に取得されるようにします。
受信場所用に構成したフォルダに、アップデートグラムを複製することができます。
一方向送信ポート用に構成したフォルダを開きます。このフォルダは、XML file の新しいId を含みます。メッセージは次の例のようになります。
<table xmlns="http://www.cdata.com/WorkdayProvider" AffectedRows="1">
<row>
<Id>0014000001XERBUAA5</Id>
</row>
</table>
アプリケーションログでエラーメッセージを表示することで、アプリケーションが正常に初期化されたことを素早く確認できます。ログを開くには、[Administration Console]のナビゲーションツリーで[Event Viewer (Local)]ノードを展開します。Windows ログを展開し、[Applications]を選択します。
発生したエラーのリストはここから入手可能です。ここには、システム上のすべてのアプリケーションのエラ-メッセージが含まれるため、エラーメッセージのソースを確認することが必要です。受信場所では、ソースが[CData BizTalk Workday Receive Adapter]である必要があります。エラーメッセージの詳細から、エラーの理由を知ることができます。
エラー解消のガイダンスについては、support@cdata.com/jp にお問い合わせください。