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XML Cmdlets 相談したいPowerShell Cmdlets は、XML へのリアルタイム連携機能を提供します。Cmdlets を使って、データに直接連携し、読み書き更新をDB と同感覚で行うことができます。
CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData Cmdlets for XML を使えば、PowerShell からXML データ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for XML およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。
まずは、PowerShell でXML への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。
データソースを認証するには、データプロバイダーのドキュメント内の「はじめに」セクションをご覧ください。 データプロバイダーはXML API を双方向データベーステーブルとしてモデル化し、XML ファイルをread-only ビュー(ローカルファイル、人気のクラウドサービスに格納されたファイル、およびFTP サーバー)としてモデル化します。 HTTP Basic、Digest、NTLM、OAuth、およびFTP を含む主な認証スキームはサポートされています。認証のガイドについては、データプロバイダーのドキュメント内の「はじめに」セクションをご覧ください。
URI と認証値を設定した後で、DataModel を設定することでデータの構造によりよくマッチするようデータの抽象化を調整できます。
DataModel プロパティはデータがどのようにテーブルとして抽象化されるかを制御するプロパティであり、次の基本的な設定を調整します。
リレーショナルな抽象化の設定についての詳細は、「XML データのモデリング」セクションを参照してください。次の例で使用されているサンプルデータも存在します。 このデータには、人名、その人たちが所有する車、車に施されたさまざまなメンテナンスに関する情報が含まれます。
モジュールのインストール:
Install-Module XMLCmdlets
XML への接続:
$xml = Connect-XML -URI $URI -DataModel $DataModel
取得ターゲットのリソースの取得:
$data = Select-XML -Connection $xml -Table "people"
Invoke-XML cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:
$data = Invoke-XML -Connection $xml -Query 'SELECT * FROM people WHERE [ personal.name.last ] = @[ personal.name.last ]' -Params @{'@[ personal.name.last ]'='Roberts'}
戻り値からカラム名のリストを保存します。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。
モジュールのインストール:
Install-Module MySQLCmdlets
MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:
$mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
XML、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、XML のリソース(people)と同じテーブル名を持っている必要があります。
$data | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "people" -Columns $columns -Values $values
}
一度PowerShell でXML とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:
Select-XML -Connection $xml -Table "people" | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "people" -Columns $columns -Values $values
}
別のPowerShell モジュールで、XML を別のデータベースに複製する場合、Select-XML cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
これで、XML データをMySQL に複製できました。分析、BI などでXML データをMySQL から使うことができるようになります。