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詳細はこちら →YouTube Analytics のデータをPowerShell でMySQL にレプリケーションする方法
PowerShell のシンプルなスクリプトで、YouTube Analytics のデータ をMySQL データベースにレプリケーション(複製)する方法を紹介します。
最終更新日:2023-09-26
この記事で実現できるYouTube Analytics 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData Cmdlets for YouTubeAnalytics を使えば、PowerShell からYouTube Analytics のデータ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for YouTubeAnalytics およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。
まずは、PowerShell でYouTube Analytics への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。
YouTube Analytics への接続には、OAuth 認証標準を使います。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。組織全体のアクセススコープをCData 製品に許可するには、サービスアカウントが必要です。下記で説明するとおり、CData 製品はこれらの認証フローをサポートします。
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。次を設定して、接続してください。ChannelId:YouTube チャンネルのId に設定。指定しない場合、認証されたユーザーのチャンネルのデータが返されます。ContentOwnerId:コンテンツ所有者のレポートを生成する場合に設定。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。
他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
YouTube Analytics のデータの取得
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モジュールのインストール:
Install-Module YouTubeAnalyticsCmdlets
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YouTube Analytics への接続:
$youtubeanalytics = Connect-YouTubeAnalytics -ContentOwnerId $ContentOwnerId -ChannelId $ChannelId
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取得ターゲットのリソースの取得:
$data = Select-YouTubeAnalytics -Connection $youtubeanalytics -Table "Groups"
Invoke-YouTubeAnalytics cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:
$data = Invoke-YouTubeAnalytics -Connection $youtubeanalytics -Query 'SELECT * FROM Groups WHERE Mine = @Mine' -Params @{'@Mine'='True'}
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戻り値からカラム名のリストを保存します。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
YouTube Analytics のデータをMySQL データベースにレプリケーション
カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。
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モジュールのインストール:
Install-Module MySQLCmdlets
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MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:
$mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
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YouTube Analytics、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、YouTube Analytics のリソース(Groups)と同じテーブル名を持っている必要があります。
$data | % { $row = $_ $values = @() $columns | % { $col = $_ $values += $row.$($col) } Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Groups" -Columns $columns -Values $values }
次回以降のレプリケーションをシンプルに実現
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一度PowerShell でYouTube Analytics とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:
Select-YouTubeAnalytics -Connection $youtubeanalytics -Table "Groups" | % { $row = $_ $values = @() $columns | % { $col = $_ $values += $row.$($col) } Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Groups" -Columns $columns -Values $values }
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別のPowerShell モジュールで、YouTube Analytics を別のデータベースに複製する場合、Select-YouTubeAnalytics cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
おわりに
これで、YouTube Analytics のデータをMySQL に複製できました。分析、BI などでYouTube Analytics のデータをMySQL から使うことができるようになります。