各製品の資料を入手。
詳細はこちら →【完全ガイド】Zoho BooksからSQL Serverへの接続方法4選 - 用途別におすすめの方法を解説
Zoho BooksとSQL Serverの連携方法を徹底解説。開発者向け、SQL Server 技術者向け、SSIS活用、ノーコードツールまで、目的別に最適な方法を詳しく紹介。実践的な設定手順と活用例を交えて解説します。
最終更新日:2023-08-03
この記事で実現できるZoho Books 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
SQL Server 連携の課題に直面していませんか?本記事では、Zoho Books とSQL Server の連携において、多くの企業が抱える以下のような課題を解決する4つの方法を詳しく解説します。
- 開発リソースの制約(開発者不足)
- リアルタイムデータ連携の必要性
- 大規模データの効率的な統合
- セキュアなデータ連携の実現
- 保守性の高い自動化の構築
CDataは、これらの課題に対して、企業規模や技術レベルに応じた最適なソリューションを提供します。30日間の無償トライアルで実際の効果を体験できますので、まずは貴社の要件に合った方法を見つけていきましょう。
データ連携・業務自動化で使うなら:CData Arc でZoho Books とSQL Server をノーコード連携
CData Arc は、CData 製品の中で「データ連携の自動化」を担うサーバーアプリケーションです。SaaS とのAPI 連携はもちろん、ファイル連携やDB 連携もノーコード・ローコードで自動化することができます。クラウドでもオンプレミスでも場所を選ばず、とかく複雑になりがちなB2B 連携を、これまでよりもっとシンプルに実現することを目指した製品です。
CData Arcは、業界最多級の接続先を誇るCData Drivers をシームレスに利用出来るCData コネクタを備えており、Zoho Books 以外のデータソースにも同じ使用感で数多く対応することができます。
すべてのEdition で共通な強力な連携エンジンを、利用する規模に応じた柔軟なライセンス体系で提供していますので、はじめてデータ連携ツールを使う方や、利用の規模に応じた価格感でローコードツールを利用したい方には最適です。SaaS との連携以外に、オンプレミスとの連携や、ファイル連携のニーズがある場合には、CData Arc 1つですべて実現することができます。
どのような連携ロジックを実現するかは、CData Arc のフローデザイナーで設定する形になります。
必要な製品:CData Arc
kintone での連携実装例はこちら:CData Arc を使ってZoho Books とSQL Server を双方向にデータ連携する方法

SQL Server が得意なら:SQL Gateway でリンクサーバーとしてZoho Books のデータにアクセス
SQL Server にはリンクサーバーといって、他のDB をSQL Server から呼び出せる統合機能があります。CData ODBC Driver for ZohoBooks に付属しているSQL Gateway を使えば、Zoho Books のデータをSQL Server のリンクサーバーとして扱うことができます。物理的にZoho Books のデータがSQL Server に保存されるわけではありませんが、SQL Server のインターフェースでZoho Books のデータがSQL を使って呼び出すことができます。
詳しくはこちら:Zoho BooksデータにSQL Server のリンクサーバーとして接続

通常のODBC Driver for ZohoBooks のDSN 設定の後にSQL Gateway を立ち上げ、Zoho Books DSN をSQL Server のサービスとして設定します。SSMS でこのサービスをリンクサーバーとして登録すると、SQL クエリでZoho Books のデータをリンクサーバー経由で使用することができます。 複数の.NET クライアントアプリからのZoho Books のデータ参照や、SQL Server データとのJOIN などに最適です。
SELECT * from リンクサーバー名.CData ZohoBooks Source Sys(ODBC DSN 名).ZohoBooks.テーブル名
SQL Server のリンクサーバーに慣れ親しんだ方には一番使いやすい利用方法です。常に最新のZoho Books のデータをリアルタイムにクエリできる点も優れています。SQL Server 側からのSQL で双方向連携(書き込みを含む)ができる点が大変便利です。
手間としては、SQL Gateway をサーバーにホスティングして稼働させなければならない点があります。またサーバーホスティングのため、コストは高めです。
SSIS ユーザーなら:SSIS でZoho Books のデータをSQL Server にインポート
SQL Server ユーザーでは、データ統合・ワークフローにSSIS(SQL Server Integration Services)を使っている方も多いのではないでしょうか?CData では、SSIS 向けにZoho Books への連携が可能なSSIS Component for ZohoBooksを提供しています。
詳しくはこちら:Zoho BooksデータをSSIS を使ってSQL Server にインポート

SSIS ユーザーであれば、Zoho Books Component さえあれば簡単にSQL Server へのインポートフローを組むことができます。コンポーネントはドライバーと同程度の価格で、リーズナブルです。
SSIS 以外のETL / EAI ツールをご利用であれば、CData Drivers をETL / EAI ツールで使うだけで簡単にデータ連携が可能です。ASTERIA Warp、DataSpider、Informatica、Waha! Transformer、RACCOON、Talend など多様なETL ツールから利用できます。Zoho Books とETL の連携記事は、こちらに一覧としてまとまっています(Zoho Books のETL、レプリケーション & DWH 接続ガイド)。すでに利用しているツールにZoho Books Driver をアドオンするだけで連携が組めるので、ETL ツールを使っているユーザーはこちらのオプションがコスト・技術の両面で使いやすいでしょう。
データ分析基盤への統合なら:CData Sync でZoho Books のデータをSQL Server にレプリケーション
ノーコードでZoho Books とSQL Server を繋いでデータを統合、SQL Server を分析基盤として使いたい、という場合にはCData Sync というETL / ELT ツールを使う方法がおすすめです。CData Sync はサーバーアプリケーションになっており、インストール後3ステップで手軽にレプリケーションジョブが設定できます。定期実行や細かいレプリケーションの項目設定までをGUI 操作だけで実行可能です。
詳しくはこちら:SQL Server にZoho Books のデータを連携・統合する方法

DB への同期専用のノーコードツールであり、他の方法に比べて使いやすさや拡張性の高さが特徴です。他の方法に比べると、コスト面は高めになります。
おわりに
CData では、Zoho Books とSQL Server のデータ連携を実現するための幅広い製品を用意しています。まとめると:
- CData Arc はkintone をSQL Server 以外のクラウドストレージ、会計、ERP といったシステムと連携して、業務自動化を実現したい方にオススメです。
- SQL Gateway はSQL Server に慣れ親しんだユーザーやリアルタイムデータが必要な方にオススメで、SQL Server のリンクサーバーとしてZoho Books のデータを扱うことができます。
- SSIS Component を使った方法はSSIS 経験者にオススメで、SSIS のインポートフローを手軽に作成でき、低コストです。
- CData Sync は、ノーコードでZoho Books のデータをSQL Server にレプリケーションすることができるので、SQL Server 上にデータ分析基盤を構築したい方にオススメです。
どの製品も日本語オンラインドキュメントおよびテクニカルサポートを用意していますので、安心してご利用いただけます。製品選定について記事だけではわからない部分がありましたら、お気軽にお問い合わせください。