CData 導入事例:freee 株式会社

~API Server を導入し、ビジネスサイドを起点としたリアルタイムデータ経営を高度化~




CData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者 疋田 圭介、以下CData Software)は、日本のクラウド会計ソフト市場をリードするfreee 株式会社(本社:東京都品川区、CEO 佐々木 大輔)が「CData API Server」を導入したことをお知らせします。

freee 株式会社では、徹底したデータ経営を実践しています。製品戦略、マーケティング戦略、カスタマーサクセスのモニタリングなどすべてデータで検証可能にし、全社員がデータを共通言語にオペレーションをしています。今回、Amazon Redshift に保存された複数システムの業務データをSalesforce のダッシュボードからリアルタイム参照する仕組みをCData API Server にて実現されました。ビジネスサイド全員が使い慣れているSalesforce ダッシュボードから、営業関連データのみならずfreee サービスの利用状況、サポートといったデータを探索的にドリルダウンできることでデータ経営の高度化につながりました。

ケース概要

Challenges

  • Salesforce からDWH のリアルタイム参照
  • 利用者によって異なるデータの粒度
  • 速いスピードで変わるKPI へのフレキシブルな対応

Solutions

  • CData API Server + Redshift JDBC Driver でDWH をOData エンドポイント化
  • Salesforce Connect を使い、ノーコーディングでリアルタイムクエリ

実装のポイントは、CData API Server を使ってSalesforce Connect 外部オブジェクトにRedshift データをAPI でリアルタイムでフィードしたことです。Salesforce ダッシュボードで使いたいデータを選択するだけで、リアルタイムにAPI Server 経由でDWH であるRedshift にクエリが可能です。Redshift からバッチ処理でSalesforce 側に書き込むETL 処理を組む必要がなくなりました。結果として従来新しい切り口のデータをSalesforce ダッシュボードで利用できるようにするまでに1週間程度かかっていたのですが、1-2 日で提供できるようになりました。データセットの微修正もRedshift 側の修正だけで済むので対応が早くなりました。

---経営管理本部分析グループマネージャ 鎌田様

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CData API Server について

CData API Server は、DB からノーコーディングで本格的なREST API エンドポイントを公開できるAPI 管理ツールです。主要なRDB(MySQL、SQL Server、PostgreSQL など)や、Redshift などのDWH データをフレキシブルにREST API として公開できます。公開されたデータは、Salesforce Connect、SharePoint、Power BI など多様なアプリケーションで利用可能なOData プロトコルに準拠しています。
https://www.cdata.com/jp/apiserver/

freee 株式会社について

「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、人工知能(AI)技術を使った最先端の機能開発や金融機関との連携により、バックオフィス業務効率化のソリューションを提供しています。
https://corp.freee.co.jp/

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

CData Software Japan 合同会社   担当:兵藤
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-6-27 仙信ビル3F
会社ウェブサイト:https://www.cdata.co.jp
TEL:050-5578-7390  E-mail:press@cdata.co.jp