多様なGraphQL 向けのデータ連携コネクタ『CData Drivers for GraphQL』をリリース

~BI、ETL、ローコードツールからのGraphQL データ接続への実現~


2022年3月2日、CData Software(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者 疋田 圭介、以下CData)は、次世代のAPI 規格として期待されるGraphQL 向けの汎用コネクタ『CData Drivers for GraphQL』をリリースしました。GraphQL ベースのサービスのユーザーは、GraphQL データをデータ分析ツールおよびETL ツールなどからノーコードで連携利用することが可能になります。

次世代のWeb API 規格:GraphQL

GraphQL はFacebook 社(現Meta)により開発、公開されたAPI 規格です。リソース単位でAPI リクエストを行うREST API に対し、GraphQL では特定のデータに紐付いたデータを同時にクエリすることで効率的なクエリを実現できます。新時代のAPI 規格として期待されるGraphQL は、GitHub やShopify を含め多くのサービスで採用されています。

ノーコードでのGraphQL データ連携を実現するCData コネクタ

GraphQL を採用するサービスは増加していますが、GraphQL の利用には一般的なWeb API と同様にプログラミングが必要です。また、GraphQL は新しい技術であるため、業務で広く活用されているBI、ETL ツール、ローコードプラットフォームでは、まだ連携コネクタが提供されていない状況です。今般リリースされる『CData Drivers for GraphQL』は、企業ユーザーが使い慣れているあらゆるツールからGraphQL へのノーコードでの連携を可能にします。GraphQL のような新しい技術を取り入れたサービスを採用しても、既存の仕組みを大幅に変えることなく、データ活用を推し進めることができます。

自動スキーマ検出を含む高機能なコネクタ

CData のGraphQL コネクタは、異なるGraphQL に汎用的に対応できるスキーマの自動検出機能を有します。それぞれのGraphQL が提供するスキーマ情報を動的に読み取り、特長である複数オブジェクトからのデータ取得にも対応するテーブルスキーマを適用します。このスキーマ自動検出機能により、GraphQL生成のHasura で作成されたAPI や今後新たに公開されるGraphQL ベースのAPI に広く対応することが可能です。また、データの読み取りだけではなく、更新も可能なGraphQL Mutation に対応しています。

  • ODBC、JDBC、ADO、Python などのテクノロジードライバー、Excel、Power BI、SSIS、Tableau、PowerShell、Sync など多様なカスタムアダプターを提供
  • GraphQL のスキーマをSQL でアクセス可能なテーブルに自動検出し、多様なGraphQL に汎用的に対応可能
  • ANSI-92 SQL によるフルCRUD 操作を実現。特色を活かせるJOIN にも対応
  • GraphQL Mutationに対応

GraphQL Driverページへ

活用シーンの例

  • Shopify GraphQL Admin API を利用する:記事リンク
  • Hasura のGraphQL データをODBC 経由でPower BI からビジュアライズ:記事リンク

ドライバーを統合して利用できるツール例

CData では、以下の150を超える国内外のツールで動作検証を実施しています。

それぞれのツールからのGraphQL データへの接続方法:GraphQL データ連携ガイドおよびチュートリアルのリスト

BI:Actionista、Alteryx、Amazon QuickSight、Aqua Data Studio、Birst、BIRT、Biz-Stream、Clear Analytics、Databricks、DBxtra、Domo、Dundas BI、Excel、FineReport、Exploratory、Google Data Studio、IBM Cognos、Jasper、KNIME、LINQPad、Power BI、SSAS、MotionBoard、MicroStrategy、OBIEE、Pentaho、Qlik、R、RapidMiner、SAP Business Objects、Crystal Reports、SAP Lumira、Sisense、SpagoBI、Tableau、TIBCO Spotfire、Visio

ETL/EAI、DWH、レプリケーション:Amazon Redshift、 Amazon S3、Cassandra、Apache NiFi、Apache Solr、ASTERIA Warp、AWS Glue、BIML、Clover ETL、CSV、DataSpider、DB2、FoxPro、Google Cloud SQL、Heroku / Salesforce Connect、Informatica、Jaspersoft ETL、Magic xpi、Microsoft Access、Microsoft Azure Tables、MongoDB、MySQL、Oracle Data Integrator、Oracle DB、PEP、PostgreSQL、RACCOON、Snowflake、SQL Server、SQLite、Talend、UiPath、Waha! Transformer

データマネジメント:A5 SQL Mk2、DBeaver、DbVisualizer、DBArtisan、Informatica Enterprise Data Catalog、RazorSQL、SQuirreL

ワークフロー&プロセス自動化:BizTalk、コラボフロー、Microsoft Flow、Microsoft PowerApps、MuleSoft Anypoint、RunMyProcess、SSIS

IDE & アプリ開発:Visual Studio、AngularJS、Apache Spark、AppSheet、Azure Logic Apps、Blazor、ColdFusion、Entity Framework、FileMaker、Google Apps Script、Hibernate、IntelliJ、JBoss、JDBI、JRuby、Monaca、NodeJS、PHP、PowerShell、PowerBuilder、PyCharm、RAD Studio、Ruby、SAP UI5、TALON、Unifinity、Tomcat、WebLogic、HOIPOI、Wagby

データ仮想化:Access リンクテーブル、MySQL Federated Tables、Oracle DB Link、PostgreSQL FDW、Salesforce Connect、SharePoint External List、SQL Server リンクサーバー、SQL Server PolyBase

CData Software について

CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクタソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。250以上のSaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の大手企業、中小企業、政府機関、教育機関のデータ統合ソリューションにて利用されています。

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

製品・サービスに関するお問い合わせ先

CData Software Japan 合同会社   担当:對馬 陽子
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-6-27 仙信ビル8F
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