2023年人気の データソースは?人気の連携先SaaS/DB と ユースケースを一挙紹介!

by 加藤龍彦 | 2023年12月23日 | 最終更新日: 2023年12月23日

2023年人気の データソースは?人気の連携先SaaS/DB と ユースケースを一挙紹介!

こんにちは!Web 担当の加藤です。

CData ではなんと、270種類以上のSaaS / データベース向けのドライバーを提供しています。

今年はどんなSaaS / DB 連携が人気だったのでしょうか、そして各ドライバーはどんな風に使われているのでしょうか・・・!?

10位:スマレジ

10位はPOSレジといえば、のスマレジでした!10万店舗以上に導入されているそうです。

主な連携ユースケースとしては、倉庫やセントラルで管理している基幹システムから商品・在庫データをスマレジに連携して店舗で活用したい、というもの。数千、数万の商品データを基幹システムとおなじものをPOS に持たせたい!、倉庫管理システムと連携して店舗で販売された在庫を日々把握して物流面を管理したいですよね。CData Arc や、ASTERIA Warp、DataSpider などETL またはEAI ツールでデータを基幹システムと連携させることは業務自動化として大変人気です。

あるいは、多店舗・多チャネルの売上データをBIツールで可視化・分析したい、というケース。自社店舗のPOS 売上データをExcel やPower BI、Tableau などのBI ツールで見たい!というシナリオはとても人気。また、多チャネルであれば、ShopifyなどのECや、営業側が使っているkintone、SalesforceなどのCRM などのシステムのデータ併せて分析する使い方です。BI にそのままいれるもよし、CData Sync などのデータパイプラインツールをつかってBigQuery などのDWH にデータを保存して分析するもよし。会計ツールではじめて全体の売上がわかる、という管理レベルとは一味違います。もちろん、ユーザーや商品のカットで集計して分析したい。そんな時には分析基盤に複数店舗・サービスのデータを統合しておくやり方がベストです。

弥生やfree など、会計ツールに売上データを取り込みたいというお問い合わせもいただきます。経理担当の方なら必要性がわかるはず!スマレジ含む各システムのデータを手動でエクスポートして会計システムに仕訳として手入力をされている方、ぜひCData Arc で自動化してみませんか?

スマレジドライバーはこちら

9位:Google BigQuery

クラウドデータウェアハウスを代表するBigQuery との連携が9位です。BigQuery 未対応の分析ツールから接続したい、というケースが人気です。Power BI やTableau、Looker Studio などBigQuery にネイティブで接続できるツールも多いですが、サーバーベースのBI ツールや、Excel やAccess など定番のツールではBigQuery にネイティブの接続ができず、コネクタが必要になります。Power BI でBQ 上の大規模データを読み込みたい、という場合にPower BI Connector のDirectQuery 機能をご利用いただくことも。

業務システムのデータをBigQuery に取り込みたいという際に自社ですでに使っているデータ連携ツールを使う場合にもCData のドライバーを使うだけで、既存のデータ連携ツールにBigQuery 連携機能をアドオンすることができます。

BigQuery ドライバーはこちら

8位:SAP

エンタープライズERP といえば、のSAP が8位です。CData ではSAP ERP に加え、SAP HANA やNetweaver Gateway、Business Objects など、SAP ユーザーの要望に応える各種製品に対応したドライバーを提供しています。利用しているツールが、SAP ERP との連携には対応していてもS/4 HANA やBusiness Objects などの関連サービスに対応しておらずコネクタが必要、というケースは頻繁に問い合わせいただきます。

他にも、.NETやJavaアプリでの基幹連携は人気ですSAP に存在する業務データを.NET やJava ベースのサブアプリからの連携利用したい、というケースは多いです。そんなときにはADO.NET Provider やJDBC Drivers を使うことで、.NET やJava の開発知識でSQL ベースでSAP にアクセスが可能になります。

または、ノーコード・ローコードツールからの利用(PowerApps、WinActor など)RAPツールやノーコード・ローコードでSAP データに連携した社内用ツールを作りたい、というのはよくいただくご相談です。ODBC ドライバーをご利用いただくケースが多いです。


また、近年SAP S4 HANA の2025年問題関連のプロジェクトでの利用も多いです。

SAP ドライバーはこちら

7位:Box

クラウドストレージのBox が7位です!日本で1万社以上に導入されているとのこと。ファイルを社内外で共有するのに大変便利です。特に、UiPath やWinActor などRPA ツールからのODBC での連携が人気です。

2022年に電子帳簿法が改正されて国税関係の帳簿書類を電子保存することが可能になりましたが、CData のBox コネクタはこうしたBox 内の書類のメタデータ(契約書の担当部門、更新日時など)連携でもご利用いただいています。

Power BI からBox 内のファイルを可視化したい、というニーズで問い合わせいただくことも多いのですが、このケースでは後述のCSV ・Excel コネクタをで実現が可能です。

Box ドライバーはこちら

6位:SharePoint

6位はMicrosoft のグループウェア、SharePoint でした!Office 365 ふぁみフィーで、Teams やオフィスなど、Microsoft を幅広く活用している企業も多いのではないでしょうか。

SharePoint はETL ツール側に連携用コネクタが存在しない場合が多く、DataSpider、Talend、 Boomi などETL ツールへの組み込み用にJDBC Drivers を活用いただくことが多いです。また、SharePoint を社内ポータルとしてご利用されている場合にSharePoint リストデータに接続したい、というケースもあるようです。

SharePoint ドライバーはこちら

5位:Excel・CSV

5位はExcel・CSV コネクタでした!なんと、CData のExcel・CSV コネクタはBox、Google ドライブ、S3 といったクラウドストレージやデータレイク上のExcel・CSVファイルでーたが、Power BI やTableau などのBI ツールから直接読めてしまうのです。こうしたケースでは、CData コネクタの認証方法の多様性を評価いただきます。

Excel ドライバーはこちら

4位:Google スプレッドシート

4位はクラウドスプレッドシートといえばこれ!なGoogle スプレッドシートでした。Google スプレッドシートを売上、ユーザー情報などの簡易データベースとして利用している、という方は多いのではないでしょうか。そうしたケースで、RPA ツールやAccess、FileMaker などノーコード・ローコードツールでの開発にご利用いただています。

Google Sheets ドライバーはこちら

3位:Access

現場で根強い人気を誇るAccess が3位です。ASTERIA Warp、Talend、DataSpider などJava ベースのETL ツールにコネクタを組み込んでご利用いただくことが多いです。

実は、Java 8 以前にはJava にODBC-ODBC ブリッジが組み込まれていたので、このレイヤーを通すことでODBC 接続に対応したAccess とETL ツールを連携することができました。しかしこの機能が廃止されたため、Access への接続にはJDBC ドライバーを利用する必要があります。日本語にしっかりと対応したAccess ドライバーはCData の強みです。

Access ドライバーはこちら

2位:Salesforce

Salesforce 連携の一番のニーズは、なんといってもBI ツールです。Tableau やPower BI など、ネイティブでSalesforce との接続をサポートしているBI ツールは多いのですが、CData コネクタの標準コネクタに対する優位点をもとに採用いただくケースが多いです。

例えば、Tableau で言えば標準コネクタが数式フィールドを扱えない、CData Drivers はOAuth、Basic、OAuthJWTなど多様な認証方式をサポートしている、パフォーマンスがいい、などを採用ポイントとして挙げていただきます。

もちろん、デスクトップあぷりやカスタムサーバーアプリからのSalesforce 連携も人気のユースケースです。

Salesforce ドライバーはこちら

1位:kintone

2020年に続き堂々の1位は、kintone です!幅広いユースケースで圧倒的に人気のデータソースで、kintone ユーザーの「自分で作りたい」熱を感じずにはいられません。ユースケースのごく一端をご紹介すると:

などなど…。導入事例ページでも多数の事例を公開していますので、ぜひご覧ください。

kintone ドライバーはこちら

おわりに

2023年のデータ連携人気ランキング、いかがでしたか?今回はトップ10の紹介でしたが、他にも270種類以上のコネクタが世界中のユーザー、データ管理ベンダーに使われています。

CData Drivers はすべてのSaaS / DB で30日間の無償トライアルをご利用いただけますので、お気軽におためしください。貴社製品への組み込み・OEM についてご相談も受け付けています。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。