kintone アプリで外部システムにあるマスターデータをルックアップする方法

by 出村さやか | 2023年07月21日

はじめに

kintone でアプリを作成していると、会計システムに入っている勘定科目やERP に入っている得意先マスタなどのマスターデータをkintone アプリでルックアップして利用したくなること、ありますよね?

ですが現状、kintone アプリから外部システム(or 外部データベース)内のデータに直接アクセスしてルックアップすることはできません。

間に外部システムとの「中継ぎ役」と外部システムから持ってきた「マスターデータ保存用のkintone アプリ(以下、マスターデータアプリ)」の2つを挟む必要があります。

具体的には、まず外部システムとkintone の間に中継ぎ役を用意します。

次に、kintone にてマスターデータアプリを作成し、マスターデータアプリに外部システムのデータを中継ぎ役を経由してコピーします。

そして、各kintone アプリはルックアップ機能を利用してマスターデータアプリから必要なデータを検索、コピーして利用します。

外部システム側のマスターデータに追加・変更があった場合でも、外部システムとマスターデータアプリ間で定期的にデータを同期させておけば、最新のマスターデータをkintone アプリでルックアップ利用することが可能です。

ただし、各kintone アプリにおいてルックアップで取得済のデータについては、マスターデータアプリのデータに変更があった場合でも、そのまま維持されます。取得済のデータを更新したい場合は、別途更新を行う必要があります。

中継ぎ役となりえるツール

この中継ぎ役を担えるツールの一つが、弊社のCData Arc  です。

CData Arc は、ファイル、データベース、SaaS API、オンプレミスやクラウドにある様々なデータをノーコードでつなぐ事ができます。

もちろん、外部システムとkintone の中継ぎ役をすることも可能です!

CData Arc が連携可能な外部システムは、CData Arc に内蔵されているコネクタで接続可能な先、およびこちらの250 種類以上との連携が可能です。

上記の一覧に含まれていない場合でも、外部システムが使用しているデータベースの種類によっては連携することが可能です。

気になる価格は?

CData Arc の価格は、こちらのページをご覧ください。

おわりに

kintone だろうが何だろうが、マスターデータの二重管理は手間とコストばかりかかって何も生み出さず(むしろマイナス)、できれば避けたいもの。

CData Arc を上手く活用して業務効率UP!を達成していただければうれしいです。

おまけ|具体的なCData Arc 利用イメージ

CData Arc を利用した外部システム -> kintone 連携例は、下記の記事を参照ください。
(※マスターデータアプリを挟まない例も含みます)

上記は、CData Arc で実現いただける、ごく一部の利用イメージです。「このシステムとの連携は可能?」など、お気軽にお問い合わせください!

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