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Apache Spark でAmazon Athena データをSQL で操作する方法

CData JDBC ドライバーを使用して、Apache Spark でAmazon Athena にデータ連携。

杉本和也
リードエンジニア

最終更新日:2023-09-04
athena ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Apache Spark ロゴ

こんにちは!リードエンジニアの杉本です。

Apache Spark は大規模データ処理のための高速エンジンです。CData JDBC Driver for AmazonAthena と組み合わせると、Spark はリアルタイムでAmazon Athena データに連携して処理ができます。本記事では、Spark シェルに接続してAmazon Athena をクエリする方法について解説します。

CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、リアルタイムAmazon Athena と対話するための高いパフォーマンスを提供します。Amazon Athena に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計など、サポートされているSQL操作を直接Amazon Athena にプッシュし、組込みSQL エンジンを使用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使用してAmazon Athena を操作して分析できます。

CData JDBC Driver for AmazonAthena をインストール

まずは、本記事右側のサイドバーからAmazonAthena JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

Spark Shell を起動してAmazon Athena データに接続

  1. ターミナルを開き、Spark shell でCData JDBC Driver for AmazonAthena JAR file をjars パラメータに設定します: $ spark-shell --jars /CData/CData JDBC Driver for AmazonAthena/lib/cdata.jdbc.amazonathena.jar
  2. Shell でJDBC URL を使ってAmazon Athena に接続し、SQL Context load() function でテーブルを読み込みます。

    Amazon Athena 接続プロパティの取得・設定方法

    Amazon Athena リクエストの認証には、アカウントの管理のクレデンシャルか、IAM ユーザーのカスタムPermission を設定します。 AccessKey にAccess Key Id、SecretKey にはSecret Access Key を設定します。

    AWS アカウントアドミニストレータとしてアクセスできる場合でも、AWS サービスへの接続にはIAM ユーザークレデンシャルを使用することが推奨されます。

    IAM ユーザーのクレデンシャル取得は以下のとおり:

    1. IAM コンソールにログイン。
    2. Navigation ペインで「ユーザー」を選択。
    3. ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してから「セキュリティ認証情報」タブを選択。

    AWS ルートアカウントのクレデンシャル取得は以下のとおり:

    1. ルートアカウントの資格情報を使用してAWS 管理コンソールにサインイン。
    2. アカウント名または番号を選択し、表示されたメニューで「My Security Credentials」を選択。
    3. 「Continue to Security Credentials」をクリックし、「Access Keys」セクションを展開して、ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成。

    EC2 インスタンスからの認証

    EC2 インスタンスからCData 製品を使用していて、そのインスタンスにIAM ロールが割り当てられている場合は、認証にIAM ロールを使用できます。 これを行うには、UseEC2Roles をtrue に設定しAccessKeySecretKey を空のままにします。 CData 製品は自動的にIAM ロールの認証情報を取得し、それらを使って認証します。

    AWS ロールとして認証

    多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。 代わりにRoleARN を指定してAWS ロールを使用できます。これにより、CData 製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。 (すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、役割を担うIAM ユーザーのAccessKeySecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey およびSecretKey を指定する場合、 ロールは使用できません。

    MFA での認証

    多要素認証を必要とするユーザーおよびロールには、MFASerialNumber およびMFAToken 接続プロパティを指定してください。 これにより、CData 製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでMFA 認証情報を送信します。一時的な認証情報の有効期間 (デフォルトは3600秒)は、TemporaryTokenDuration プロパティを介して制御できます。

    Amazon Athena への接続

    AccessKeySecretKey プロパティに加え、DatabaseS3StagingDirectoryRegion を設定します。Region をAmazon Athena データがホストされているリージョンに設定します。S3StagingDirectory をクエリの結果を格納したいS3内のフォルダに設定します。

    接続にDatabase が設定されていない場合は、CData 製品はAmazon Athena に設定されているデフォルトデータベースに接続します。

    組み込みの接続文字列デザイナー

    JDBC 接続文字列URL の作成には、Amazon Athena JDBC Driver にビルトインされたデザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインでJAR ファイルを実行するとデザイナが開きます。

    java -jar cdata.jdbc.amazonathena.jar

    接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    scala> val amazonathena_df = spark.sqlContext.read.format("jdbc").option("url", "jdbc:amazonathena:AccessKey='a123';SecretKey='s123';Region='IRELAND';Database='sampledb';S3StagingDirectory='s3://bucket/staging/';").option("dbtable","Customers").option("driver","cdata.jdbc.amazonathena.AmazonAthenaDriver").load()
  3. 接続が完了し、データがロードされたら、テーブルスキーマが表示されます。
  4. Amazon Athena をテンポラリーテーブルとして登録します:

    scala> amazonathena_df.registerTable("customers")
  5. データに対して、次のようなカスタムSQL クエリを実行します。

    scala> amazonathena_df.sqlContext.sql("SELECT Name, TotalDue FROM Customers WHERE CustomerId = 12345").collect.foreach(println)

    コンソールで、次のようなAmazon Athena データを取得できました!これでAmazon Athena との連携は完了です。

    Amazon Athena をApache Spark から取得

CData JDBC Driver for AmazonAthena をApache Spark で使って、Amazon Athena に対して、複雑かつハイパフォーマンスなクエリを実行できます。30日の無償評価版 をダウンロードしてぜひお試しください。

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