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Amazon Athena Cmdlets 相談したいPowerShell Cmdlets は、Amazon Athena へのリアルタイム連携機能を提供します。Cmdlets を使ってデータに直接連携し、DB と同感覚でデータを扱うことができます。
CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData Cmdlets for AmazonAthena を使えば、PowerShell からAmazon Athena データ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for AmazonAthena およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。
まずは、PowerShell でAmazon Athena への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。
Amazon Athena リクエストの認証には、アカウントの管理のクレデンシャルか、IAM ユーザーのカスタムPermission を設定します。 AccessKey にAccess Key Id、SecretKey にはSecret Access Key を設定します。
AWS アカウントアドミニストレータとしてアクセスできる場合でも、AWS サービスへの接続にはIAM ユーザークレデンシャルを使用することが推奨されます。
IAM ユーザーのクレデンシャル取得は以下のとおり:
AWS ルートアカウントのクレデンシャル取得は以下のとおり:
EC2 インスタンスからCData 製品を使用していて、そのインスタンスにIAM ロールが割り当てられている場合は、認証にIAM ロールを使用できます。 これを行うには、UseEC2Roles をtrue に設定しAccessKey とSecretKey を空のままにします。 CData 製品は自動的にIAM ロールの認証情報を取得し、それらを使って認証します。
多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。 代わりにRoleARN を指定してAWS ロールを使用できます。これにより、CData 製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。 (すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、役割を担うIAM ユーザーのAccessKeyと SecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey およびSecretKey を指定する場合、 ロールは使用できません。
多要素認証を必要とするユーザーおよびロールには、MFASerialNumber およびMFAToken 接続プロパティを指定してください。 これにより、CData 製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでMFA 認証情報を送信します。一時的な認証情報の有効期間 (デフォルトは3600秒)は、TemporaryTokenDuration プロパティを介して制御できます。
AccessKey とSecretKey プロパティに加え、Database、S3StagingDirectory、Region を設定します。Region をAmazon Athena データがホストされているリージョンに設定します。S3StagingDirectory をクエリの結果を格納したいS3内のフォルダに設定します。
接続にDatabase が設定されていない場合は、CData 製品はAmazon Athena に設定されているデフォルトデータベースに接続します。
モジュールのインストール:
Install-Module AmazonAthenaCmdlets
Amazon Athena への接続:
$amazonathena = Connect-AmazonAthena -AccessKey $AccessKey -SecretKey $SecretKey -Region $Region -Database $Database -S3StagingDirectory $S3StagingDirectory
取得ターゲットのリソースの取得:
$data = Select-AmazonAthena -Connection $amazonathena -Table "Customers"
Invoke-AmazonAthena cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:
$data = Invoke-AmazonAthena -Connection $amazonathena -Query 'SELECT * FROM Customers WHERE CustomerId = @CustomerId' -Params @{'@CustomerId'='12345'}
戻り値からカラム名のリストを保存します。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。
モジュールのインストール:
Install-Module MySQLCmdlets
MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:
$mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
Amazon Athena、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、Amazon Athena のリソース(Customers)と同じテーブル名を持っている必要があります。
$data | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Customers" -Columns $columns -Values $values
}
一度PowerShell でAmazon Athena とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:
Select-AmazonAthena -Connection $amazonathena -Table "Customers" | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Customers" -Columns $columns -Values $values
}
別のPowerShell モジュールで、Amazon Athena を別のデータベースに複製する場合、Select-AmazonAthena cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
これで、Amazon Athena データをMySQL に複製できました。分析、BI などでAmazon Athena データをMySQL から使うことができるようになります。