CData ODBC Driver for AzureSynapse を使ってVisio ダイアグラムへのデータ入力プロセスを自動化し、ダイアグラムを最新の状態に保つことができます。ドライバーはAzure Synapse データをODBC データソースとして出力し、Microsoft Office のようなODBC サポートを組み込んだアプリケーションからのアクセスを実現します。この記事では、Azure Synapse データをリンクしたVisio プロジェクトでブレーンストーミングを始めるためのシンプルなダイアグラムを作成する方法を紹介します。
ODBC データソースとしてAzure Synapse に接続
接続プロパティが未設定の場合は、はじめにODBC DSN(データソース名)に設定します。これはドライバーのインストールの最後の手順にあたります。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および設定できます。
Connecting to Azure Synapse
In addition to providing authentication (see below), set the following properties to connect to a Azure Synapse database:
- Server: The server running Azure. You can find this by logging into the Azure portal and navigating to Azure Synapse Analytics -> Select your database -> Overview -> Server name.
- Database: The name of the database, as seen in the Azure portal on the Azure Synapse Analytics page.
Authenticating to Azure Synapse
Connect to Azure Synapse using the following properties:
- User: The username provided for authentication with Azure.
- Password: The password associated with the authenticating user.
Azure Synapse データをダイアグラムに連携
以下の手順に従い、データ選択ウィザードを使ってダイアグラムにデータをインポートします。
- Visio を開き、「ファイル」->「新規」をクリックします。「ブレーンストーミング図」テンプレート(Visio Plan 1 が必要です)を開きます。
- 「データ」タブで、「図形にデータをリンク」をクリックします。
- ODBC オプションを選択し、次に「ODBC DSN」を選択します。
- AzureSynapse のDSN を選択し、インポートしたいテーブルを選択してウィザードを終了します。この記事では、Products を例にしています。
Azure Synapse エンティティを図形にリンク
以下の手順で、Azure Synapse エンティティを図形にリンクする方法の1つである、データから図形を作成する方法を示す簡単なダイアグラムを作成します。
- 「ブレーンストーミング図形」をクリックして、メイントピックを図面ページへドラッグします。メイントピックのテキストとしてProducts を入力します。
- 「トピック」をクリックします。
- 「外部データ」ウィンドウで行を選択し、図面ページ上にドラッグします。
- 「トピック」図形を右クリックし、「データ」->「データグラフィックの編集」をクリックします。
- 「新しいアイテム」をクリックします。
- 「データフィールド」メニューで、カラムを選択します。「表示形式」メニューで、表示方法を選択します。
- 他のいくつかのAzure Synapse エンティティを図面ページにドラッグし、メイントピックであるProducts に戻る関連線を追加します。新しいトピックは同じ構成です。データバーに表示される数値カラムは、他のProducts エンティティとは対照的にハイライトされます。
「データ」タブから、外部のAzure Synapse データと図形を同期してダイアグラムを更新することができます。