本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →Elasticsearch は、人気の分散型の全文検索エンジンです。データを一元的に格納することで、超高速検索や、関連性の細かな調整、パワフルな分析が大規模に、手軽に実行可能になります。Elasticsearch にはデータのローディングを行うパイプラインツール「Logstash」があります。CData Drivers を利用することができるので、30日の無償評価版をダウンロードしてあらゆるデータソースを簡単にElasticsearch に取り込んで検索・分析を行うことができます。
この記事では、CData Driver for Basecamp を使って、Basecamp のデータをLogstash 経由でElasticsearch にロードする手順を説明します。
それでは、LogstashでElasticsearch にBasecamp データ転送を行うための設定ファイルを作成していきます。
Basecamp はBasic 認証もしくはOAuth 2.0 認証を使います。Basic 認証を使用するには、Basecamp へのログインに使用するuser およびpassword が必要です。OAuth 2.0 を使用して認証するには、Basecamp にアプリを登録してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得する必要があります。
詳しくは、ヘルプドキュメントの「はじめに」セクションを参照してください。
さらに、AccountId 接続プロパティを設定する必要があります。これはBasecamp にログイン後にURL で確認できます。
input {
jdbc {
jdbc_driver_library => "../logstash-core/lib/jars/cdata.jdbc.basecamp.jar"
jdbc_driver_class => "Java::cdata.jdbc.basecamp.BasecampDriver"
jdbc_connection_string => "jdbc:basecamp:User=test@northwind.db;Password=test123;"
jdbc_user => ""
jdbc_password => ""
schedule => "*/30 * * * * *"
statement => "SELECT Name, DocumentsCount FROM Projects"
}
}
output {
Elasticsearch {
index => "basecamp_Projects"
document_id => "xxxx"
}
}
それでは作成した「logstash.conf」ファイルを元にLogstash を実行してみます。
> logstash-7.8.0\bin\logstash -f logstash.conf
成功した旨のログが出ます。これでBasecamp データがElasticsearch にロードされました。
例えばKibana で実際にElasticsearch に転送されたデータを見てみます。
GET basecamp_Projects/_search
{
"query": {
"match_all": {}
}
}
データがElasticsearch に格納されていることが確認できました。
CData JDBC Driver for Basecamp をLogstash で使うことで、Basecamp コネクタとして機能し、簡単にデータをElasticsearch にロードすることができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。