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FTP Python Connector

FTP へのデータ連携用のPython Connector ライブラリ。pandas、SQLAlchemy、Dash、petl などの主要なPython ツールにFTP をシームレスに統合。

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SQLAlchemy ORM を使って、Python でFTP データに連携


CData Python Connector for FTP を使って、Python アプリケーションおよびスクリプトからSQLAlchemy 経由でFTP にOR マッピング可能に。


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Python

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Pythonエコシステムには、多くのモジュールがあり、システム構築を素早く効率的に行うことができます。CData Python Connector for FTP は、pandas、Matplotlib モジュール、SQLAlchemy ツールキットから使用することで FTP にデータ連携するPython アプリケーションを構築し、FTP data をビジュアライズできます。 本記事では、SQLAlchemy でFTP に連携して、データを取得、、更新、挿入、削除 する方法を説明します。

CData Python Connector は、ビルトインされた効率的なデータプロセスにより、リアルタイムFTP data データにPython からアクセスし、高いパフォーマンスと接続性を発揮します。FTP に複雑なクエリを投げる際に、ドライバーはフィルタリング、集計などがサポートされている場合、SQL 処理を直接FTP 側に行わせ、サポートされていないSQL 処理については、組み込まれたSQL エンジンによりクライアント側で処理を行います(特にJOIN やSQL 関数など)。

FTP Data への接続

FTP data への連携は、RDB ソースへのアクセスと同感覚で行うことができます。必要な接続プロパティを使って接続文字列を作成します。本記事では、接続文字列をcreate_engine 関数のパラメータとして送ります。

FTP は、プレーンテキスト接続およびSSL/TLS 接続の両方をサポートします。FTP サーバーに接続するには、RemoteHost、User、およびPassword を指定します。SSLMode およびSSLServerCert を設定して、TSL/SSL による接続をセキュアにします。TLS/SSL を介した接続の設定について詳しくは、ヘルプドキュメントの「高度な設定」を参照してください。

次の接続プロパティを設定し、ファイルシステムのリレーショナルビューをコントロールします。

  • RemotePath:現在の作業ディレクトリに設定。
  • TableDepth:ビューとしてレポートするサブフォルダの深度を制御するために設定。
  • FileRetrievalDepth:ファイルを再帰的に取得し、Root テーブルにリストするために設定。

ストアドプロシージャ は、ファイル、のダウンロード、アップロード、およびプロトコルコマンドの送信に利用できます。 SQL を使用してサーバーと対話する方法の詳細については、ヘルプドキュメントの「データモデル」を参照してください。

以下の手順でSQLAlchemy をインストールして、Python オブジェクトからFTP に接続します。

必要なモジュールのインストールs

pip でSQLAlchemy ツールキットをインストールします:

pip install sqlalchemy

モジュールのインポートを忘れずに行います:

import sqlalchemy

Python でFTP Data をモデル化します

次は、接続文字列で接続を確立します。create_engine 関数を使って、FTP data に連携するEngne を作成します。

engine = create_engine("ftp///?RemoteHost=MyFTPServer")

FTP Data のマッピングクラスの宣言

接続を確立したら、OR マッパーでモデル化するテーブルのマッピングクラスを宣言します。本記事では、MyDirectory テーブルを使います。sqlalchemy.ext.declarative.declarative_base 関数を使って、新しいクラスにフィールド(カラム)を定義します。

base = declarative_base()
class MyDirectory(base):
	__tablename__ = "MyDirectory"
	Filesize = Column(String,primary_key=True)
	Filename = Column(String)
	...

FTP Data をクエリ

マッピングクラスができたので、セッションオブジェクトを使ってデータソースをクエリすることができます。セッションにEngine をバインドして、セッションのquery メソッドにマッピングクラスを提供します。

query メソッドを使う

engine = create_engine("ftp///?RemoteHost=MyFTPServer")
factory = sessionmaker(bind=engine)
session = factory()
for instance in session.query(MyDirectory).filter_by(FilePath="/documents/doc.txt"):
	print("Filesize: ", instance.Filesize)
	print("Filename: ", instance.Filename)
	print("---------")

ほかの方法としては、execute メソッドを適切なテーブルオブジェクトに使うことが可能です。以下のコードはアクティブなsession に対して有効です。

execute メソッドを使う

MyDirectory_table = MyDirectory.metadata.tables["MyDirectory"]
for instance in session.execute(MyDirectory_table.select().where(MyDirectory_table.c.FilePath == "/documents/doc.txt")):
	print("Filesize: ", instance.Filesize)
	print("Filename: ", instance.Filename)
	print("---------")

より複雑なクエリとして、JOIN、集計、Limit などが利用可能です。詳細はヘルプドキュメントをご覧ください。

FTP Data の挿入(INSERT)

FTP data への挿入には、マップされたクラスのインスタンスを定義し、アクティブな session に追加します。commit 関数を呼び出して、FTP にすべての追加インスタンスを送ります。

new_rec = MyDirectory(Filesize="placeholder", FilePath="/documents/doc.txt")
session.add(new_rec)
session.commit()

FTP Data を更新(UPDATE)

FTP data の更新には、更新するレコードをフィルタクエリとともにフェッチします。そして、フィールドの値を変更し、セッションでcommit 関数を呼んで、FTP にレコードを追加します。

updated_rec = session.query(MyDirectory).filter_by(SOME_ID_COLUMN="SOME_ID_VALUE").first()
updated_rec.FilePath = "/documents/doc.txt"
session.commit()

FTP Data を削除(DELETE)

FTP data の削除には、フィルタクエリと一緒に対象となるレコードをフェッチします。そして、アクティブsession でレコードを削除し、セッションでcommit 関数を呼び出して、該当するレコードの削除を実行します。

deleted_rec = session.query(MyDirectory).filter_by(SOME_ID_COLUMN="SOME_ID_VALUE").first()
session.delete(deleted_rec)
session.commit()

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FTP Python Connector の30日の無償トライアル をぜひダウンロードして、FTP data への接続をPython アプリやスクリプトから簡単に作成しましょう。