本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →Embulk は、大量のデータをDB、クラウドデータストア、DWH にロードできるオープンソースETL ツールです。近頃のトレンドでは、1社で複数のオンプレアプリやSaaS を使っており、データ分析にはETL/ELT ツールを使ってデータを丸ごとDB/DWH にロードしてから、分析やビジュアライズをすることが主流になっています。Embulk には、いろいろなプラグインがあり、多様なInput とOutput 処理をサポートしています。この記事では、Embulk のJDBC Input Plugin と CData Driver for GoogleCloudStorage を使って、Google Cloud Storage のデータを簡単にDB にロードします。この例ではロード先のDB にはMySQL を使います。
embulk gem install embulk-input-jdbc
embulk gem install embulk-output-mysql
in:
type: jdbc
driver_path: C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage 2019J\lib\cdata.jdbc.googlecloudstorage.jar
driver_class: cdata.jdbc.googlecloudstorage.GoogleCloudStorageDriver
url: jdbc:googlecloudstorage:ProjectId='project1';InitiateOAuth=REFRESH
table: "Buckets"
out:
type: mysql
host: localhost
database: DatabaseName
user: UserId
password: UserPassword
table: "Buckets"
mode: insert
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定することなく接続できます。InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定したら、接続の準備が完了です。
接続すると、Google Cloud Storage OAuth エンドポイントがデフォルトブラウザで開きます。ログインして権限を付与すると、OAuth プロセスが完了します。
サービスアカウントには、ブラウザでユーザー認証を行わないサイレント認証があります。サービスアカウントを使用して、企業全体のアクセススコープを委任することもできます。
このフローでは、OAuth アプリケーションを作成する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントを参照してください。以下の接続プロパティを設定したら、接続の準備が完了です:
これで、サービスアカウントのOAuth フローが完了します。
embulk run googlecloudstorage-mysql.yml
ちなみに、上記の例ではテーブル名を直接指定しましたが、以下のようにSQL Queryを書いてもいいです。 Where句で作成日や修正日を指定すれば、最新のデータだけを対象にすることも可能です。
in:
type: jdbc
driver_path: C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage 2019J\lib\cdata.jdbc.googlecloudstorage.jar
driver_class: cdata.jdbc.googlecloudstorage.GoogleCloudStorageDriver
url: jdbc:googlecloudstorage:ProjectId='project1';InitiateOAuth=REFRESH
query: "SELECT Name, OwnerId FROM Buckets WHERE [RecordId] = 1"
out:
type: mysql
host: localhost
database: DatabaseName
user: UserId
password: UserPassword
table: "Buckets"
mode: insert
CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage をEmbulk で使うことで、Google Cloud Storage コネクタとして機能し、簡単にデータを取得して同期することができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。