本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData JDBC Driver for GoogleCloudStorage は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にGoogle Cloud Storage データをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for GoogleCloudStorage を設定します。
次の手順で、Jetty とGoogle Cloud Storage の接続を確立します。
Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:
java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
<Configure id='googlecloudstoragedemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext">
<New id="googlecloudstoragedemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource">
<Arg><Ref refid="googlecloudstoragedemo"/></Arg>
<Arg>jdbc/googlecloudstoragedb</Arg>
<Arg>
<New class="cdata.jdbc.googlecloudstorage.GoogleCloudStorageDriver">
<Set name="url">jdbc:googlecloudstorage:</Set>
<Set name="ProjectId">'project1'</Set>
</New>
</Arg>
</New>
</Configure>
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定することなく接続できます。InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定したら、接続の準備が完了です。
接続すると、Google Cloud Storage OAuth エンドポイントがデフォルトブラウザで開きます。ログインして権限を付与すると、OAuth プロセスが完了します。
サービスアカウントには、ブラウザでユーザー認証を行わないサイレント認証があります。サービスアカウントを使用して、企業全体のアクセススコープを委任することもできます。
このフローでは、OAuth アプリケーションを作成する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントを参照してください。以下の接続プロパティを設定したら、接続の準備が完了です:
これで、サービスアカウントのOAuth フローが完了します。
Web xml でリソースを設定します:
jdbc/googlecloudstoragedb
javax.sql.DataSource
Container
これで、java:comp/env/jdbc/googlecloudstoragedb へのルックアップでGoogle Cloud Storage データにアクセスできます:
InitialContext ctx = new InitialContext();
DataSource mygooglecloudstorage = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/googlecloudstoragedb");
ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 参照してください。