Jetty コネクションプールからSuiteCRM データに連携。

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for SuiteCRM は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にSuiteCRM データをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for SuiteCRM を設定します。

DBC Driver for SuiteCRM を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とSuiteCRM の接続を確立します。

1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

   java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル（インストールディレクトリのlib フォルダ下）をcontext path のlib フォルダに配置します。
3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、SuiteCRM データソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。
   <Configure id='suitecrmdemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="suitecrmdemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="suitecrmdemo"/></Arg> <Arg>jdbc/suitecrmdb</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.suitecrm.SuiteCRMDriver"> <Set name="url">jdbc:suitecrm:</Set> <Set name="URL">http://mySuiteCRM.com</Set> <Set name="User">myUser</Set> <Set name="Password">myPassword</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

   次の接続プロパティを設定すると、V4.1 API 経由でSuiteCRM データに接続できます。

   • Schema：suitecrmv4 に設定。
   • Url：SuiteCRM アプリケーションに紐づいているURL（例：http://suite.crm.com）に設定。
   • User：SuiteCRM に紐づいているユーザーに設定。
   • Password：SuiteCRM に紐づいているパスワードに設定。

   SuiteCRM メタデータの取得は高負荷になる可能性があることに注意してください。メタデータのキャッシュ で説明しているように、メタデータをローカルに格納することをお勧めします。

4. Web xml でリソースを設定します:

   jdbc/suitecrmdb javax.sql.DataSource Container

5. これで、java:comp/env/jdbc/suitecrmdb へのルックアップでSuiteCRM データにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource mysuitecrm = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/suitecrmdb");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 　参照してください。