Pentaho Report Designer にVeeva データに連携して分析

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for VeevaVault はダッシュボードや帳票ツールからリアルタイムVeeva データへの連携を可能にします。この記事では、Veeva をJDBC データソースとして接続する方法と、Pentaho でVeeva を元に帳票を作成する方法を説明します。

接続と帳票の作成

1. インストールディレクトリの［lib］サブフォルダ内のJAR ファイルをコピーし、Pentaho のディレクトリ内の\Report-Designer\lib\jdbc\ フォルダに配置します。
2. \Report-Designer\ フォルダのreport-designer.bat ファイルを起動し、Report-Designer UI を開きます。

3. 以下の手順でドライバーを新しいデータソースに設定します。［Data］>［Add Data Source］>［Advanced］>［JDBC (Custom)］とクリックし、新しいVeeva 接続を作成します。ダイアログが表示されたら、次のように接続プロパティを設定します。

   • Custom Connection URL property：JDBC URL を入力。初めに以下を入力し jdbc:veevavault: 次にセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。

     次の接続プロパティを指定後、接続できます。

     • Url：アカウントにログイン後のURL で確認できるホスト。例えば、 https://my-veeva-domain.veevavault.com
     • User：アカウントへのログインに使用するユーザー名。
     • Password：アカウントへのログインに使用するパスワード。

     以下は一般的なJDBC URL です：

     jdbc:veevavault:User=myuser;Password=mypassword;Server=localhost;Database=mydatabase;
   • Custom Driver Class Name：cdata.jdbc.veevavault.VeevaVaultDriver と入力。
   • User Name：認証するユーザーネーム。
   • Password：認証するパスワード。

レポートに Veeva データを追加

これで、Veeva の帳票を作成する準備が整いました。

1. 帳票にVeeva データソースを追加します：［Data］>［Add Data Source］>［JDBC］をクリックし、データソースを選択します。

2. クエリを設定します。この記事では次を使います：

   SELECT ProductId, ProductName FROM NorthwindProducts WHERE CategoryId = 5
3. 帳票にチャートをドラッグし、ダブルクリックしてチャートを編集します。帳票を実行して、チャートを表示します。このクエリ結果を使って、NorthwindProducts テーブルのシンプルなチャートを作成することができます。
4. 帳票を実行して、チャートを見てみましょう。