ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData JDBC Driver for ActiveDirectory はJDBC 標準をサポートするビジネスインテリジェンスおよびデータマイニングツールからリアルタイムActive Directory に接続することを可能にします。この記事では、Active Directory をSpagoBI Studio のレポートに統合し、SpagoBI サーバーでホストする方法を説明します。
以下のステップに従ってSpagoBI サーバーでJDBC data source for ActiveDirectory を作成します。
Active Directory ドライバーリソースをコンテクストに追加します。以下のリソース定義をserver.xml の[GlobalNamingResources]要素に追加できます。
<Resource name="jdbc/activedirectory" auth="Container" type="javax.sql.DataSource" driverclassname="cdata.jdbc.activedirectory.ActiveDirectoryDriver" factory="org.apache.tomcat.jdbc.pool.DataSourceFactory" maxactive="20" maxidle="10" maxwait="-1"/>
<ResourceLink global="jdbc/activedirectory" name="jdbc/activedirectory" type="javax.sql.DataSource"/>
SpagoBI サーバーのリソースにドライバーを追加した後、データソースを追加します。SpagoBIで[Resources]->[Data Source]->[Add]と進み、以下の情報を入力します。
接続には以下の情報が必要です。
BaseDN: 指定されたname にLDAP 検索の範囲を制限します。
ちなみに、BaseDN を狭い範囲に設定することで大幅にパフォーマンスを改善できます。例えば、cn=users,dc=domain は、cn=users およびその子の範囲に戻り値の結果を制限します。
JDBC URL の構成については、Active Directory JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.activedirectory.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は一般的なJDBC URL です。
jdbc:activedirectory:User=cn=Bob F,ou=Employees,dc=Domain;Password=bob123;Server=10.0.1.2;Port=389;
以下のステップに従い、SpagoBI StudioでActive Directory に基づいたレポートを作成します。SQL クエリの結果をチャートに挿入するデータセットを作成します。次のセクションでは、このレポートをSpagoBI サーバーでホストします。
初めに、SpagoBI Studio のレポートからActive Directory に接続してください。
jdbc:activedirectory:User=cn=Bob F,ou=Employees,dc=Domain;Password=bob123;Server=10.0.1.2;Port=389;
必要な接続プロパティを取得するためのガイドについては、ドライバーヘルプの[Getting Started]チャプターを見てください。
Active Directory に接続した後、SQL クエリの結果を含むデータセットを作成します。
SELECT Id, LogonCount FROM User
データセットを使用して、レポートオブジェクトにデータを入力できます。以下のステップに従って、チャートを作成します。
以下のステップに従って、SpagoBI サーバーでリアルタイムActive Directory に基づいてドキュメントをホストできます。前のセクションで作成したレポートをテンプレートとして使用します。レポートユーザーがリアルタイムデータにアクセスできるようにするには、サーバー上のActive Directory JDBC データソースに置き換えられるプレースホルダパラメータを作成します。
[Property Binding]ノードで、JDBC Driver のURL バインディングプロパティurl パラメータに設定します。プロパティのボックスをクリックします。[Category]セクションで[Report Parameters]を選択します。[Subcategory]セクションで[All]を選択し、パラメータをダブルクリックします。
JavaScript構文に以下のように入力することもできます。
params["url"].value
続いて、SpagoBI サーバーでレポート用の新しいドキュメントを作成します。
[Template]セクションで、[Choose File]をクリックします。レポートプロジェクトを含むフォルダに移動します。.rptdesign ファイルを選択します。
Noteプロジェクトへのパスは、プロジェクトプロパティで確認できます。
サーバーでレポートを実行すると、プレースホルダurl パラメータがサーバーで定義されたJDBC URL に置き換えられます。