製品をチェック

CData Connect Cloud の詳細はこちら

  30日間無償トライアルへ

Cognos Analytics でAmazon Athena データを分析

CData Connect Cloud を使ってCognos Analytics からAmazon Athena に接続し、リアルタイムAmazon Athena データを分析します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-11-20
athena ロゴ

CData

cloud ロゴ画像
IBM Cognos Analytics ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

IBM Watson® を搭載したCognos Analytics では、データのクリーニングと連携、さらに可視化を行うことができます。CData Connect Cloud と組み合わせると、クラウドデータとCognos Analytics を即座にリアルタイムで接続し、データ管理、視覚化、分析などを行うことができます。 この記事では、CData Connect Cloud でAmazon Athena に接続し、さらにCognos Analytics でAmazon Athena データを分析する方法を紹介します。

NOTE:この手順を実行するにはCognos Analytics 11.2.4 以降が必要です。

CData Connect Cloud は、Amazon Athena にクラウドベースのインターフェースを提供し、ネイティブにサポートされているデータベースにデータを複製することなくCognos でのAmazon Athena データの分析を実現します。 CData Connect Cloud は最適化されたデータ処理により、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をAmazon Athena に直接発行し、サーバー側の処理を利用して要求されたAmazon Athena データを高速で返します。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


Connect Cloud からAmazon Athena への接続

CData Connect Cloud を使うと、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。

  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。 コネクションを追加
  2. Add Connection パネルで「Amazon Athena」を選択します。 データソースを選択
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Amazon Athena に接続します。

    Amazon Athena 接続プロパティの取得・設定方法

    Amazon Athena リクエストの認証には、アカウントの管理のクレデンシャルか、IAM ユーザーのカスタムPermission を設定します。 AccessKey にAccess Key Id、SecretKey にはSecret Access Key を設定します。

    AWS アカウントアドミニストレータとしてアクセスできる場合でも、AWS サービスへの接続にはIAM ユーザークレデンシャルを使用することが推奨されます。

    IAM ユーザーのクレデンシャル取得は以下のとおり:

    1. IAM コンソールにログイン。
    2. Navigation ペインで「ユーザー」を選択。
    3. ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してから「セキュリティ認証情報」タブを選択。

    AWS ルートアカウントのクレデンシャル取得は以下のとおり:

    1. ルートアカウントの資格情報を使用してAWS 管理コンソールにサインイン。
    2. アカウント名または番号を選択し、表示されたメニューで「My Security Credentials」を選択。
    3. 「Continue to Security Credentials」をクリックし、「Access Keys」セクションを展開して、ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成。

    EC2 インスタンスからの認証

    EC2 インスタンスからCData 製品を使用していて、そのインスタンスにIAM ロールが割り当てられている場合は、認証にIAM ロールを使用できます。 これを行うには、UseEC2Roles をtrue に設定しAccessKeySecretKey を空のままにします。 CData 製品は自動的にIAM ロールの認証情報を取得し、それらを使って認証します。

    AWS ロールとして認証

    多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。 代わりにRoleARN を指定してAWS ロールを使用できます。これにより、CData 製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。 (すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、役割を担うIAM ユーザーのAccessKeySecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey およびSecretKey を指定する場合、 ロールは使用できません。

    MFA での認証

    多要素認証を必要とするユーザーおよびロールには、MFASerialNumber およびMFAToken 接続プロパティを指定してください。 これにより、CData 製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでMFA 認証情報を送信します。一時的な認証情報の有効期間 (デフォルトは3600秒)は、TemporaryTokenDuration プロパティを介して制御できます。

    Amazon Athena への接続

    AccessKeySecretKey プロパティに加え、DatabaseS3StagingDirectoryRegion を設定します。Region をAmazon Athena データがホストされているリージョンに設定します。S3StagingDirectory をクエリの結果を格納したいS3内のフォルダに設定します。

    接続にDatabase が設定されていない場合は、CData 製品はAmazon Athena に設定されているデフォルトデータベースに接続します。

    コネクションを設定(Salesforce の場合)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. Add Amazon Athena Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限の更新

パーソナルアクセストークンの取得

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用する個人用アクセストークン(PAT)を作成できます。 きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
  2. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。 新しいPAT を作成
  4. 個人用アクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

接続の設定が完了したら、Cognos Analytics からAmazon Athena データに接続できるようになります。

Cognos Analytics からAmazon Athena への接続

以下のステップでは、Cognos Analytics からCData Connect Cloud に接続してリアルタイムAmazon Athena データを分析する方法を説明します。

CData Connect Cloud JDBC Driver をダウンロードする

  1. CData Connect Cloud JDBC Driver をダウンロードしてインストールします:https://www.cdata.com/jp/cloud/clients/download.aspx#jdbc
  2. JAR ファイル(cdata.jdbc.connect.jar)をインストールディレクトリ(例:C:\Program Files\CData\JDBC Driver for CData Connect\lib)からCognos Analytics のインストールディレクトリにある"drivers" フォルダにコピーします。

CData Connect Cloud への接続を設定する

  1. IBM Cognos を立ち上げ、管理 -> データ・サーバー接続に移動します。
  2. アイコンをクリックしてデータサーバーを追加します。
  3. CData Connect Cloud を選択します。
  4. JDBC URL を適切な接続文字列に設定します。次に例を示します。 jdbc:connect://AuthScheme=Basic;
  5. Driver class name を"cdata.jdbc.connect.ConnectDriver" に設定します。
  6. 認証方式を選択し、認証情報を作成して保存します。
    • Username をCData Connect Cloud のユーザー名(例:user@mydomain.com)に設定。
    • Password を前述の生成したPAT に設定。
  7. Test connection をクリックし、接続が成功したことを確認します。 Connecting to CData Connect Cloud from Cognos Analytics

これでCognos Analytics でAmazon Athena データを分析し可視化する準備が整いました。Cognos Analytics の使用について、詳しくはIBM Cognos Analytics のドキュメントを参照してください。

Cognos Analytics のAmazon Athena データへのリアルタイムアクセス

Cognos Analytics からリアルタイムAmazon Athena データに直接クラウド間接続ができるようになりました。これで、Amazon Athena を複製することなく新しい可視化やレポートなどを作成できます。

クラウドアプリケーションから直接100を超えるSaaS 、ビッグデータ、NoSQL データソースへのリアルタイムデータアクセスを実現するには、CData Connect Cloud の30日間無償トライアルをぜひお試しください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。