製品をチェック

Azure Analysis Services Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Azure Analysis Services アイコン Azure Analysis Services JDBC Driver 相談したい

Azure Analysis Services データに連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

Denodo Platform でAzure Analysis Services データソースを作成

CData JDBC ドライバを使ってDenodo Virtual DataPort Administrator でAzure Analysis Services データ の仮想データソースを作成します。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-02-28
azureanalysisservices ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Denodo ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for AAS と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムAzure Analysis Services データと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でAzure Analysis Services の仮想データソースを作成する手順を紹介します。

最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムAzure Analysis Services データを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。Azure Analysis Services にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をAzure Analysis Services に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってAzure Analysis Services データを操作および分析できます。

Azure Analysis Services Virtual Port を作成

Denodo からリアルタイムAzure Analysis Services データに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。

  1. CData JDBC Driver for AAS インストーラーをダウンロードしてパッケージを展開し、JAR ファイルを実行してドライバーをインストールします。
  2. JAR ファイル(およびライセンスファイルがある場合はそれも)をインストール先(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for AAS\lib\)からDenodo 外部ライブラリディレクトリ(C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-aas-19)にコピーします。
  3. Denodo Virtual DataPort Administration Tool を開き、Server Explorer タブに移動します。
  4. 「admin」を右クリックし、「New」->「Data source」->「JDBC」を選択します。 新しいJDBC データソースを作成
  5. JCBC Connection を設定します。
    • Name:任意の名前(例:aas)
    • Database adapter:Generic
    • Driver class path:C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-aas-19
    • Driver class:cdata.jdbc.aas.AASDriver
    • Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。

      jdbc:aas:URL=asazure://REGION.asazure.windows.net/server;InitiateOAuth=GETANDREFRESH

      JDBC コネクションを設定(NetSuite の場合)

      Database URI の作成については以下を参照してください。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の作成の補助として、Azure Analysis Services JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.aas.jar

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      Azure Analysis Services(AAS)接続プロパティの取得・設定方法

      接続するには、認証に加えて、Url プロパティを有効なAzure Analysis Services サーバー(例えばasazure://southcentralus.asazure.windows.net/server)に設定します。必要に応じて、Database プロパティを設定して、サーバー上のどのAzure データベースに接続するかを指定できます。

      Azure Analysis Services はOAuth 認証標準を使用します。CData 製品では組込みOAuth が利用できるので、接続プロパティを設定することなく接続を試行するだけで、ブラウザ経由でAAS に認証できます。詳しい設定方法については、ヘルプドキュメントの「Azure Analysis Services への認証」セクションを参照してください。

      組み込みの接続文字列デザイナーを使ってJDBC URL を生成(Salesforce の場合)
  6. 「接続テスト」をクリックして設定を確認し、「保存」をクリックします。

Virtual DataPort Administration Tool でAzure Analysis Services データを表示

データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するAzure Analysis Services データの基本ビューを作成できます。

  1. 新しく作成したVirtualPort(admin.AAS)で「Create base view」をクリックします。
  2. オブジェクトツリーを展開し、インポートしたいオブジェクト(テーブル)を選択します。 インポートするオブジェクトの選択(NetSuite の場合)
  3. 「Create selected」をクリックしてAzure Analysis Services データのビューを作成します。
    オプション:「Create associations from foreign keys」をクリックして、オブジェクト間の関係を定義します。
  4. ビューを作成した状態で、Server Explorer のテーブル(cdata_aas_customer)に移動し、選択したテーブルをダブルクリックします。
  5. 新しいタブで「Execution panel」をクリックしてクエリパネルを開きます。
  6. 「Execute」タブでクエリをカスタマイズするか、デフォルトを使用します。
    SELECT * FROM cdata_aas_customer CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
    
    データを表示するクエリを設定
  7. 「Execute」をクリックすると、データが表示されます。 データを表示

基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムAzure Analysis Services データを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でAzure Analysis Services にクエリを実行できます。

CData JDBC Driver for AAS の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムAzure Analysis Services データの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。