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Cosmos DB JDBC Driver

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国産BI ツールのActionista! からCosmos DB に直接連携してビジュアライズ


Actionista! からリアルタイムCosmos DB データに直接連携して分析を実施。

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JDBC

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CData Driver for CosmosDB を使って、国産BIツールのActionista!（https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/） からCosmos DB データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for CosmosDB をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からCosmos DB データへの連携を設定

CData JDBC Driver for CosmosDB をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for CosmosDB をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します：
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for CosmosDB 2019J\lib\cdata.jdbc.cosmosdb.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するCosmos DB のドライバークラスなどを以下のように指定します：
    •                 
                    # CosmosDB
                    loader.jdbc.displayName.CosmosDB = CosmosDB
                    loader.jdbc.initJdbcUrl.CosmosDB = jdbc:cosmosdb:
                    loader.jdbc.url.CosmosDB = jdbc:cosmosdb:
                    loader.jdbc.driver.CosmosDB = cdata.jdbc.cosmosdb.CosmosDBDriver
                    loader.jdbc.dbmsInfo.CosmosDB = cdata.jdbc.cosmosdb.CosmosDBDriver
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

Cosmos DB データをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、Cosmos DB データをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「＋キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC Driver はRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にCosmos DB への接続に必要なプロパティを入れます：
    • RDB の種類：には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL：Cosmos DB に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      SQL API を使ってCosmos DB アカウントに接続するために必要な接続文字列を取得するには、Azure Portal にログインして「Azure Cosmos DB」を選択し、自分のアカウントを選択します。「Settings」セクションで、「Connection String」をクリックして次の値を設定します。

      • AccountEndpoint: 値は、Cosmos DB アカウントの「Keys」ブレードからのCosmos DB アカウントURL である必要があります。
      • AccountKey: Azure ポータルで、Cosmos DB サービスに移動してAzure Cosmos DB アカウントを選択します。リソースメニューから、 「Keys」ページに移動します。「PRIMARY KEY」値を見つけ、Token をこの値に設定します。
      jdbc:cosmosdb:AccountEndpoint=myAccountEndpoint;AccountKey=myAccountKey;
    • ユーザー名：接続するアカウントのユーザー名（URL に含めることも可）
    • パスワード：接続するアカウントのパスワード（URL に含めることも可）
    • Actionista! のキューブにCosmos DB を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してCosmos DB に接続します。
  • Cosmos DB への接続が完了すると、JDBC Driver がCosmos DB のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
    • Cosmos DB のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、Cosmos DB データのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
    • Cosmos DB オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でCosmos DB データを選択して、「＋取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にCosmos DB データのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
    • Cosmos DB キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したCosmos DB データのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ＆ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、Cosmos DB キューブから表示させる項目を選択します。
    • Cosmos DB キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
    • Cosmos DB データをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for CosmosDB をActionista! で使うことで、ノーコードでCosmos DB データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。