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CData Connect

Klipfolio でのDB2 に接続されたビジュアライゼーションを作成

CData Connect Server を使用してKlipfolio からDB2 に接続し、リアルタイムDB2 データを使用してカスタムビジュアライゼーションを作成します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-03-05

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Klipfolio は、チームやクライアント向けのリアルタイムダッシュボードを構築するための、オンラインダッシュボードプラットフォームです。CData Connect Server と組み合わせると、ビジュアライゼーションやレポートなどのためにDB2 データにアクセスできます。この記事では、Connect Server でDB2 の仮想データベースを作成し、Klipfolio でDB2 データからビジュアライゼーションを構築する方法を説明します。

CData Connect Server は、DB2 に純粋なMySQL インターフェースを提供し、ネイティブにサポートされているデータベースにデータを複製することなくKlipfolio のリアルタイムDB2 データからレポートを作成できるようにします。ビジュアライゼーションを作成すると、Klipfolio はデータを収集するためのSQL クエリを生成します。CData Connect Server は、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をDB2 に直接プッシュし、サーバーサイドの処理を利用して、要求されたDB2 データを素早く返します。

DB2 データの仮想MySQL データベースを作成

CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。

  1. Connect Server にログインし、「Databases」をクリックします。 データベースを追加
  2. 「Available Data Sources」から「DB2」を選択します。
  3. 必要な認証プロパティを入力し、DB2 に接続します。

    DB2 への接続には以下を入力します:

    • Server: DB2 が稼働しているサーバー。
    • Port: DB2 サーバーのポート。
    • Database: DB2 のデータベース。
    • User: DB にアクセスする権限のあるユーザー名。
    • Password: DB にアクセスする権限のあるユーザーのパスワード。

    対応するDB2 のドライバーをインストールする必要があります。

    • Windows: IBM Data Server Provider for .NET

      Windows では、IBM Data Server Provider をインストールするだけで十分です。インストールがmachine.config への書き込みを行います。

    • Java: IBM Data Server Driver for JDBC

      Java では、IBM Data Server Driver JAR をアプリケーションのwww\WEB-INF\lib\ フォルダに配置する必要があります。

    パスワード方式によるSSH 接続

    パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

    • User: DB2 のユーザ
    • Password: DB2 のパスワード
    • Database: DB2 の接続先データベース
    • Server: DB2 のサーバー
    • Port: DB2 のポート
    • UserSSH: "true"
    • SSHAuthMode: "Password"
    • SSHPort: SSH のポート
    • SSHServer: SSH サーバー
    • SSHUser: SSH ユーザー
    • SSHPassword: SSH パスワード

    接続文字列形式では以下のようになります。

    Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=testUseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;

    公開鍵認証方式方式によるSSH 接続

    公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

    • User: DB2 のユーザ
    • Password: DB2 のパスワード
    • Database: DB2 の接続先データベース
    • Server: DB2 のサーバー
    • Port: DB2 のポート
    • UserSSH: "true"
    • SSHAuthMode: "Public_Key"
    • SSHClientCertType: キーストアの種類
    • SSHPort: SSH のポート
    • SSHServer: SSH サーバー
    • SSHUser: SSH ユーザー
    • SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス

    接続文字列形式では以下のようになります。

    Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=test;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem; Configuring a connection (Salesforce is shown).
  4. Test Database 」をクリックします。
  5. 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。

コネクションが作成されたら、Klipfolio からDB2 に接続することができます。

Klipfolio からDB2 に接続

以下のステップでは、Klipfolio からCData Connect Server に接続して新しいDB2 データソースを作成する方法の概要を説明します。

  1. Klipfolio を開きます。
  2. 「Data Sources」で「」をクリックして新しいデータソースを追加します。
  3. MSSQL をService として検索して選択します。 新規データソースを追加
  4. 「Create a custom MSSQL data source」をクリックします。
  5. MySQL 接続プロパティを設定してデータソースを構成します。
  6. MSSQL 接続プロパティを設定してデータソースを構成します。
    • Host:接続するCData Connect Serverインスタンス、例:CONNECT_SERVER_URL
    • Port:1433
    • Database: データベース (例 DB21)
    • Driver:MS SQL
    • Username:Connect Server ユーザー
    • Password:上記のユーザーのパスワード
    • SQL Query:データを取得するためのクエリ(例:SELECT * FROM Orders
    • 「Include column headers」チェックボックスをオンにします。
    • サーバー側でSSL/TLS を有効にしている場合は、「Use SSL/TLS」チェックボックスをオンにします。
    Connect Server への接続を構成
  7. データモデルを構築する前に「Get data」をクリックしてDB2 データをプレビューします。

データモデルを構築

データを取得したら、「Model your data」チェックボックスを選択して「Continue」をクリックします。新しいウィンドウでデータモデルを構築します。

  1. 使用するすべてのカラムがモデルに含まれていることを確認します。
  2. モデルに名前を付けます。
  3. (オプション)Description を設定します。
  4. 「Header in row」を1に設定します。
  5. 「Exclude data before row」のトグルをクリックして値を2 に設定します。
  6. 「Save and Exit」をクリックします。 データモデルの設定

Metric を作成する

データがモデル化されたことで、ダッシュボードやレポートなどのKlipfolio プラットフォームで使用されるデータのMetric(またはビジュアライゼーション)を作成することができるようになりました。

  1. 「Create metrics」をクリックします。
  2. データソースを選択します。
  3. Metric の値とデフォルトの集計を選択します。
  4. セグメントを選択します。
  5. 日時を選択します。
  6. データのシェイプを選択します。
  7. 表示設定を構成します。
  8. Save をクリックします。 Metric を設定
  9. Metric に移動し、ビジュアライゼーションをさらに設定します。 設定済みのMetric

アプリケーションからDB2 データへのSQL アクセス

これで、リアルタイムDB2 データから作成されたMertic ができました。新しいダッシュボードに追加したり共有したりすることができます。これでDB2 を複製することなく、より多くのデータソースや新しいビジュアライゼーション、レポートを作成することができます。

アプリケーションから直接250+ SaaS 、ビッグデータ 、NoSQL ソースへのSQL データアクセスを取得するには、CData Connect Server を参照してください。

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