製品をチェック

無償トライアル:

無償トライアルへ

製品の情報と無償トライアルへ:

Elasticsearch ODBC Driver

Elasticsearch ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートするさまざまなアプリケーションからElasticsearch ドキュメントデータベースへの接続を実現するパワフルなツールです。

RDB にアクセスするときと同感覚でElasticsearch にアクセスし、標準ODBC Driver インターフェースを通じて読み出し、書き込み、更新が可能に。

データ連携でお困りですか?

お問い合わせ

PolyBase で外部データソースとしてElasticsearch を連携利用


CData ODBC Driver for Elasticsearch とSQL Server 2019 のPolyBase を使って、リアルタイムElasticsearch に外部データソースとしてアクセス。


elasticsearch ロゴ画像
odbc ロゴ画像

ODBC

SQL Server PolyBase ロゴ画像

SQL Server のPolyBase は、データベーステーブルをクエリするTransact-SQL 構文を使って、外部データにクエリする仕組みです。 CData ODBC Driver for Elasticsearch を組み合わせて使うことで、SQL Server データと同じようにElasticsearch へのアクセスが可能です。 本記事では、外部データソースと外部テーブルの作成から、T-SQL クエリを使ってライブElasticsearch データへ接続を認可するところまで説明します。

CData ODBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、PolyBase でライブElasticsearch データを送受信するための圧倒的なパフォーマンスを提供します。SQL Server からElasticsearch に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をElasticsearch に直接プッシュダウンし、組み込みSQL エンジンを利用して、サポートされていない操作(一般的にはSQL 関数とJOIN 操作) をクライアント側で処理します。また、PolyBase を使用することで、単一のクエリを使用して分散ソースからデータをプルし、SQL Server データをElasticsearch と結合することもできます。

Elasticsearch への接続

未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。PolyBase を使用してSQL Server に外部データソースを作成するには、System DSN を構成します。(CData Elasticsearch Sys は自動的に作成されます。)

接続するには、Server およびPort 接続プロパティを設定します。 認証には、User とPassword プロパティ、PKI (public key infrastructure)、またはその両方を設定します。 PKI を使用するには、SSLClientCert、SSLClientCertType、SSLClientCertSubject、およびSSLClientCertPassword プロパティを設定します。

本製品は、認証とTLS/SSL 暗号化にX-Pack Security を使用しています。TLS/SSL で接続するには、Server 値に'https://' を接頭します。Note: PKI を 使用するためには、TLS/SSL およびクライアント認証はX-Pack 上で有効化されていなければなりません。

接続されると、X-Pack では、設定したリルムをベースにユーザー認証およびロールの許可が実施されます。

[接続のテスト]をクリックして、DSN がElasticsearch に正しく接続できているかを確認します。[テーブル]タブに移動し、Elasticsearch のテーブル定義を確認します。

Elasticsearch データの外部データソースを作成

接続を構成したのち、外部データソースのマスター暗号化キーと資格情報データベースを作成する必要があります。

マスター暗号化キーの作成

以下のSQL コマンドを実行して新しいマスターキー[ENCRYPTION]を作成し、外部データソースの資格情報を暗号化します。

CREATE MASTER KEY ENCRYPTION BY PASSWORD = 'password';

資格情報データベースの作成

以下のSQL コマンドを実行してElasticsearch に接続されている外部データソースの資格情報を作成します。

Note:IDENTITY とSECRET はElasticsearch のUser プロパティとPassword プロパティに対応しています。

CREATE DATABASE SCOPED CREDENTIAL elasticsearch_creds
WITH IDENTITY = 'username', SECRET = 'password';

Elasticsearch の外部データソースを作成

以下のSQL コマンドを実行し、以前作成したDSN と資格情報を使用して、PolyBase でElasticsearch の外部データソースを作成します。

NoteSERVERNAME とPORT は、Elasticsearch のServer とPort の接続プロパティに対応しています。PUSHDOWN は、デフォルトでON に設定されているため、ODBC Driver は、サーバー側の処理を利用して複雑なクエリを実行できます。

CREATE EXTERNAL DATA SOURCE cdata_elasticsearch_source
WITH ( 
  LOCATION = 'odbc://SERVERNAME[:PORT]',
  CONNECTION_OPTIONS = 'DSN=CData Elasticsearch Sys',
  -- PUSHDOWN = ON | OFF,
  CREDENTIAL = elasticsearch_creds
);

Elasticsearch の外部テーブルを作成

外部データソースを作成したら、CREATE EXTERNAL TABLE ステートメントを使用してSQL Server インスタンスからElasticsearch にリンクします。テーブルカラムの定義は、CData ODBC Driver for Elasticsearch によって公開されているものと一致しなければなりません。DSN Configuration Wizard の[テーブル]タブを参照し、テーブルの定義を確認できます。

Table definition in the DSN Configuration Wizard (Salesforce is shown)

CREATE TABLE ステートメントのサンプル

以下は、Elasticsearch Orders に基づいて外部テーブルを作成するステートメントの一例です。

CREATE EXTERNAL TABLE Orders(
  OrderName [nvarchar](255) NULL,
  Freight [nvarchar](255) NULL,
  ...
) WITH ( 
  LOCATION='Orders',
  DATA_SOURCE=cdata_elasticsearch_source
);

SQL Server インスタンスでElasticsearch の外部テーブルを作成すると、ローカルデータとリモートデータを同時にクエリできるようになります。CData ODBC Driver に組み込まれているクエリ処理により、可能な限り多くのクエリ処理がElasticsearch にプッシュされることで、ローカルのリソースと計算リソースが解放されます。ODBC Driver for Elasticsearch の30日間無料トライアルをダウンロードし、SQL Server データでライブElasticsearch データを使い始めましょう。