本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData Cmdlets Module for Email は、直感的なEmail データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、Email Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
Authentication セクションのUser プロパティとPassword プロパティに、有効な認証情報を設定する必要があります。 E メールを取得するには、Server を指定する必要があります。E メールを送信するにはSMTPServer を指定する必要があります。
$conn = Connect-Email -User "$User" -Password "$Password" -Server "$Server" -Port "$Port" -SMTP Server "$SMTP Server" -SMTP Port "$SMTP Port" -SSL Mode "$SSL Mode" -Protocol "$Protocol" -Mailbox "$Mailbox"
次の手順で、Mailboxes テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-Email -Connection $conn -Table Mailboxes | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myMailboxesData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-Email から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。以下のように、指定に合致するレコードを削除することができます:
Select-Email -Connection $conn -Table Mailboxes -Where "Mailbox = Spam" | Remove-Email
CData Cmdlets は、データの加工やクレンジングを行うことができます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを、挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータの更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyMailboxesUpdates.csv | %{ $record = Select-Email -Connection $Email -Table Mailboxes -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-Email -Connection $email -Table Mailboxes -Columns ("Mailbox","RecentMessagesCount") -Values ($_.Mailbox, $_.RecentMessagesCount) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-Email -Connection $email -Table Mailboxes -Columns ("Mailbox","RecentMessagesCount") -Values ($_.Mailbox, $_.RecentMessagesCount) } }
このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。