Crystal Reports にFreshBooks を連携してFreshBooks データを使った帳票を作成

Crystal Reports には、ODBC 標準向けのサポートが組み込まれています。CData ODBC Driver for FreshBooks は、Crystal Reports でレポート作成ウィザードやその他のツールを使ってFreshBooks へのアクセスを可能にします。この記事では、FreshBooks の機能を持つシンプルな帳票を作成する方法を説明します。

FreshBooks データに接続

下記の手順に従って、レポート作成ウィザードを使ってFreshBooks 接続を作成します。

1. ODBC 接続プロパティの指定がまだの場合は、DSN （データソース名）の設定を行います。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。一般的な接続プロパティは以下のとおりです：
   • CompanyName
   • Token

   Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

   FreshBooks はOAuth 認証標準を利用しています。OAuth を使って認証するには、アプリケーションを作成してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得しなければなりません。

   詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

2. 新しい帳票で、［Create New Connection］>［ODBC］をクリックします。

3. ウィザードが表示されたら［Select Data Source］をクリックし、［Data Source Name］メニューでDSN を選択します。

FreshBooks データに連携する帳票をデザイン

ODBC 接続をFreshBooks に追加したら、レポート作成ウィザードを使ってFreshBooks を帳票に追加できます。

1. 帳票に必要なテーブルやフィールドを選択して、データソースを設定します。この例では、Clients テーブルのUsername およびCredit カラムを使います。

2. チャートの種類を設定。 例えば、Credit をUsername で表すシンプルなチャートを作成します。 ウィザードを完了すると、Crystal Reports はFreshBooks に実行されるSQL クエリをビルドします。ドライバーは、リアル隊うFreshBooks に対してクエリを実行します。

3. 必要に応じて、ほかのフィルタやレポートテンプレートを設定します。

4. データのインポートが終わったら、レポートフィールドをサマライズもしくはソートするチャートやレポートオブジェクトを作成できます。［Insert］>［Chart］をクリックして、チャートエキスパートを開きます。Total Credit by Username を表すグラフを作成するには、Username を［On Change Of］メニューセレクションの下のボックスに追加してからCredit を［Show Values］の下のボックスに追加します。

完成した帳票をプレビューして、チャートにデータが入っていることを確認します。Null 値を取り除きたい場合は、SelectionFormula を使います。