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Google Sheets ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなGoogle スプレッドシートに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC インターフェースを使用して、オンラインシートの読み、書き、更新を実行できます。

TIBCO Spotfire から、ODBC 経由でGoogle Sheets データに連携してビジュアライズ

ODBC 標準はユビキタスをサポートし、セルフサービスBI を簡単にします。ODBC Driver を使ってGoogle Sheets をTIBCO Spotfire にローディングします。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-09-16

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

この記事では、CData ODBC Driver for GoogleSheets をTIBCO Spotfire で使う方法を説明します。データインポートウィザードを使ってのDSN(データソース名)に接続し、サンプルビジュアライゼーション上でビルドして簡単なダッシュボードを作成します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Google Sheets をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにGoogle Sheets データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてGoogle Sheets の接続を設定、2.TIBCO Spotfire 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとGoogle Sheets への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからGoogleSheets ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

  1. 接続プロパティの指定がまだの場合は、DSN (データソース名)で行います。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。一般的な接続プロパティは以下のとおりです:

    • Spreadsheet

    Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

    スプレッドシートに接続するには、Google への認証を行い、Spreadsheet 接続プロパティにスプレッドシートの名前またはフィードリンクを設定します。Google Drive のスプレッドシートの情報一覧を表示したい場合は、認証後にSpreadsheets ビューにクエリを実行します。

    ClientLogin(ユーザー名 / パスワード認証)は、2012年4月20日より正式に非推奨となり、現在は利用できません。代わりに、OAuth 2.0 認証規格を使用してください。 個々のユーザーに代わってGoogle API にアクセスするには、埋め込みクレデンシャルを使用するか、独自のOAuth アプリを登録します。

    OAuth は、Google Apps ドメインのユーザーに代わって、サービスアカウントを使って接続することもできます。サービスアカウントで認証するには、OAuth JWT 値を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。

    Google アカウント、Google Apps アカウント、二段階認証を使用するアカウントなど、様々なアカウントタイプでGoogle スプレッドシートに接続する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

  2. [File]>[Add Data Tables]をクリックします。
  3. リアルタイムデータを使いたい場合は、[Keep Data Table External]オプションをクリックします。このオプションは、データの変更をリアルタイムでダッシュボードに反映します。また、大量のデータを扱う場合に、ネットワークのロード回数を低減します。

    データをメモリにロードしてローカルで処理したい場合は、[Import Data Table]オプションをクリックします。このオプションは、オフラインでの使用、またはスローなネットワーク接続によりダッシュボードがインタラクティブでない場合に使用します。

  4. [Add]>[Database]をクリックします。
  5. [Data Source Type]メニューでODBC Provider を選択し[Configure]をクリックします。
  6. DSN を選択します。
    The DSN to connect to in the Add Data Tables wizard. (Salesforce is shown.)
  7. ダッシュボードに追加したいテーブルを選択します。この例ではOrders を使います。SQL クエリも指定できます。ドライバーは標準SQL シンタックスをサポートしています。
    Tables and columns selected in the tree or specified by an SQL query. (Salesforce is shown.)
  8. テーブルを追加すると[Recommended Visualizations]ウィザードが表示されます。テーブルを選択すると、Spotfire はカラムのデータ型を使ってnumber、time、category カラムを検出します。この例ではNumbers セクションでOrderPrice を、Categories セクションでShipcountry を使用しています。
    Recommended visualizations for the imported data table. (Salesforce is shown.)

[Recommended Visualizations]ウィザードでいくつかビジュアライズしたら、ダッシュボードにその他の修正を加えられます。例えば、ページにフィルタを適用することで、高確率なopportunities にズームインできます。フィルタを追加するには、[Filter]ボタンをクリックします。各クエリで利用可能なフィルタは、[Filters]ペインに表示されます。

A simple dashboard with a global filter. (Salesforce is shown.)

Google Sheets からTIBCO Spotfire へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。