CData ODBC Driver for ApacheHive は、DBArtisan などのデータベースツールとHive data を連携し、RDB のような感覚でHive データを扱えます。
本記事では、DBArtisan 上でHive データソースを作成する方法とクエリの実行方法を説明します。
DBArtisan Project にHive Data を連携する
ODBC Driver をインストールして、ODBC DSN 設定を行います。インストール後にDSN 設定画面が開くので、Hive への接続に必要なプロパティを設定します。
Apache Hive への接続を確立するには以下を指定します。
- Server:HiveServer2 をホストするサーバーのホスト名またはIP アドレスに設定。
- Port:HiveServer2 インスタンスへの接続用のポートに設定。
- TransportMode:Hive サーバーとの通信に使用するトランスポートモード。有効な入力値は、BINARY およびHTTP です。デフォルトではBINARY が選択されます。
- AuthScheme:使用される認証スキーム。有効な入力値はPLAIN、LDAP、NOSASL、およびKERBEROS です。デフォルトではPLAIN が選択されます。
- 本製品においてTLS/SSL を有効化するには、UseSSL をTrue に設定します
次の方法で、プロジェクトにHive データソースを登録します。
- DBArtisan で「Data Source」->「Register Datasource」と進みます。
- 「Generic ODBC」を選択。
- データソース名を入力して、DSN を選択します。Enter a name for the data source and select the DSN.
- ウィザードを終了してHive への接続を完了します。Hive のエンティティが Datasource Explorer に表示されているはずです。
これで、他のデータベースと同じようにHive データを扱うことが可能になります。
サポートされるSQL クエリは、ドライバーのヘルプドキュメントを参照してください。