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Apache Hive ODBC Driver

Hive ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからApache Hive データに直接接続できるパワフルなツールです。

ドライバーはSQL をHiveQL にマッピングして、標準SQL-92 で直接Apache Hive にアクセスできます。

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PolyBase で外部データソースとしてHive を連携利用


CData ODBC Driver for ApacheHive とSQL Server 2019 のPolyBase を使って、リアルタイムHive に外部データソースとしてアクセス。


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ODBC

SQL Server PolyBase ロゴ画像

SQL Server のPolyBase は、データベーステーブルをクエリするTransact-SQL 構文を使って、外部データにクエリする仕組みです。 CData ODBC Driver for ApacheHive を組み合わせて使うことで、SQL Server データと同じようにHive へのアクセスが可能です。 本記事では、外部データソースと外部テーブルの作成から、T-SQL クエリを使ってライブHive データへ接続を認可するところまで説明します。

CData ODBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、PolyBase でライブHive データを送受信するための圧倒的なパフォーマンスを提供します。SQL Server からHive に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をHive に直接プッシュダウンし、組み込みSQL エンジンを利用して、サポートされていない操作(一般的にはSQL 関数とJOIN 操作) をクライアント側で処理します。また、PolyBase を使用することで、単一のクエリを使用して分散ソースからデータをプルし、SQL Server データをHive と結合することもできます。

Hive への接続

未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。PolyBase を使用してSQL Server に外部データソースを作成するには、System DSN を構成します。(CData Hive Sys は自動的に作成されます。)

Apache Hive への接続を確立するには以下を指定します。

  • Server:HiveServer2 をホストするサーバーのホスト名またはIP アドレスに設定。
  • Port:HiveServer2 インスタンスへの接続用のポートに設定。
  • TransportMode:Hive サーバーとの通信に使用するトランスポートモード。有効な入力値は、BINARY およびHTTP です。デフォルトではBINARY が選択されます。
  • AuthScheme:使用される認証スキーム。有効な入力値はPLAIN、LDAP、NOSASL、およびKERBEROS です。デフォルトではPLAIN が選択されます。
  • 本製品においてTLS/SSL を有効化するには、UseSSL をTrue に設定します

[接続のテスト]をクリックして、DSN がHive に正しく接続できているかを確認します。[テーブル]タブに移動し、Hive のテーブル定義を確認します。

Hive データの外部データソースを作成

接続を構成したのち、外部データソースのマスター暗号化キーと資格情報データベースを作成する必要があります。

マスター暗号化キーの作成

以下のSQL コマンドを実行して新しいマスターキー[ENCRYPTION]を作成し、外部データソースの資格情報を暗号化します。

CREATE MASTER KEY ENCRYPTION BY PASSWORD = 'password';

資格情報データベースの作成

以下のSQL コマンドを実行してHive に接続されている外部データソースの資格情報を作成します。

Note:Hive は認証にUser やPassword を必要としないため、IDENTITY とSECRET に任意の値を使用できます。

CREATE DATABASE SCOPED CREDENTIAL apachehive_creds
WITH IDENTITY = 'username', SECRET = 'password';

Hive の外部データソースを作成

以下のSQL コマンドを実行し、以前作成したDSN と資格情報を使用して、PolyBase でHive の外部データソースを作成します。

NoteSERVERNAME とPORT は、Hive のServer とPort の接続プロパティに対応しています。PUSHDOWN は、デフォルトでON に設定されているため、ODBC Driver は、サーバー側の処理を利用して複雑なクエリを実行できます。

CREATE EXTERNAL DATA SOURCE cdata_apachehive_source
WITH ( 
  LOCATION = 'odbc://SERVERNAME[:PORT]',
  CONNECTION_OPTIONS = 'DSN=CData Hive Sys',
  -- PUSHDOWN = ON | OFF,
  CREDENTIAL = apachehive_creds
);

Hive の外部テーブルを作成

外部データソースを作成したら、CREATE EXTERNAL TABLE ステートメントを使用してSQL Server インスタンスからHive にリンクします。テーブルカラムの定義は、CData ODBC Driver for ApacheHive によって公開されているものと一致しなければなりません。DSN Configuration Wizard の[テーブル]タブを参照し、テーブルの定義を確認できます。

Table definition in the DSN Configuration Wizard (Salesforce is shown)

CREATE TABLE ステートメントのサンプル

以下は、Hive Customers に基づいて外部テーブルを作成するステートメントの一例です。

CREATE EXTERNAL TABLE Customers(
  City [nvarchar](255) NULL,
  CompanyName [nvarchar](255) NULL,
  ...
) WITH ( 
  LOCATION='Customers',
  DATA_SOURCE=cdata_apachehive_source
);

SQL Server インスタンスでHive の外部テーブルを作成すると、ローカルデータとリモートデータを同時にクエリできるようになります。CData ODBC Driver に組み込まれているクエリ処理により、可能な限り多くのクエリ処理がHive にプッシュされることで、ローカルのリソースと計算リソースが解放されます。ODBC Driver for ApacheHive の30日間無料トライアルをダウンロードし、SQL Server データでライブHive データを使い始めましょう。