PolyBase で外部データソースとしてMySQL を連携利用

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MySQL ODBC Driver

MySQL ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなMySQL データに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、事実上どこからでもMySQL データベースにアクセスできます。



CData ODBC Driver for MySQL とSQL Server 2019 のPolyBase を使って、リアルタイムMySQL に外部データソースとしてアクセス。

SQL Server のPolyBase は、データベーステーブルをクエリするTransact-SQL 構文を使って、外部データにクエリする仕組みです。 CData ODBC Drivers for MySQL を組み合わせて使うことで、SQL Server データと同じようにMySQL へのアクセスが可能です。 本記事では、外部データソースと外部テーブルの作成から、T-SQL クエリを使ってライブMySQL データへ接続を認可するところまで説明します。

CData ODBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、PolyBase でライブMySQL データを送受信するための圧倒的なパフォーマンスを提供します。SQL Server からMySQL に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をMySQL に直接プッシュダウンし、組み込みSQL エンジンを利用して、サポートされていない操作(一般的にはSQL 関数とJOIN 操作) をクライアント側で処理します。また、PolyBase を使用することで、単一のクエリを使用して分散ソースからデータをプルし、SQL Server データをMySQL と結合することもできます。

MySQL への接続

未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。PolyBase を使用してSQL Server に外部データソースを作成するには、System DSN を構成します。(CData MySQL Sys は自動的に作成されます。)

Server およびPort プロパティがMySQL への接続には必須です。IntegratedSecurity をFALSE に設定した場合、User、Password も必須になります。 オプションで、Database を設定することもできます。Database は設定がない場合すべてのデータベースを使えるようになります。

パスワード方式によるSSH 接続

パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

  • User: MySQL のユーザ
  • Password: MySQL のパスワード
  • Database: MySQL の接続先データベース
  • Server: MySQL のサーバー
  • Port: MySQL のポート
  • UserSSH: "true"
  • SSHAuthMode: "Password"
  • SSHPort: SSH のポート
  • SSHServer: SSH サーバー
  • SSHUser: SSH ユーザー
  • SSHPassword: SSH パスワード

接続文字列形式では以下のようになります。User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;

公開鍵認証方式方式によるSSH 接続

公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。

  • User: MySQL のユーザ
  • Password: MySQL のパスワード
  • Database: MySQL の接続先データベース
  • Server: MySQL のサーバー
  • Port: MySQL のポート
  • UserSSH: "true"
  • SSHAuthMode: "Public_Key"
  • SSHClientCertType: キーストアの種類
  • SSHPort: SSH のポート
  • SSHServer: SSH サーバー
  • SSHUser: SSH ユーザー
  • SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス

接続文字列形式では以下のようになります。User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem;

[接続のテスト]をクリックして、DSN がMySQL に正しく接続できているかを確認します。[テーブル]タブに移動し、MySQL のテーブル定義を確認します。

MySQL データの外部データソースを作成

接続を構成したのち、外部データソースのマスター暗号化キーと資格情報データベースを作成する必要があります。

マスター暗号化キーの作成

以下のSQL コマンドを実行して新しいマスターキー[ENCRYPTION]を作成し、外部データソースの資格情報を暗号化します。

CREATE MASTER KEY ENCRYPTION BY PASSWORD = 'password';

資格情報データベースの作成

以下のSQL コマンドを実行してMySQL に接続されている外部データソースの資格情報を作成します。

Note:IDENTITY とSECRET はMySQL のUser プロパティとPassword プロパティに対応しています。

CREATE DATABASE SCOPED CREDENTIAL mysql_creds
WITH IDENTITY = 'username', SECRET = 'password';

MySQL の外部データソースを作成

以下のSQL コマンドを実行し、以前作成したDSN と資格情報を使用して、PolyBase でMySQL の外部データソースを作成します。

NoteSERVERNAME とPORT は、MySQL のServer とPort の接続プロパティに対応しています。PUSHDOWN は、デフォルトでON に設定されているため、ODBC Driver は、サーバー側の処理を利用して複雑なクエリを実行できます。

CREATE EXTERNAL DATA SOURCE cdata_mysql_source
WITH ( 
  LOCATION = 'odbc://SERVERNAME[:PORT]',
  CONNECTION_OPTIONS = 'DSN=CData MySQL Sys',
  -- PUSHDOWN = ON | OFF,
  CREDENTIAL = mysql_creds
);

MySQL の外部テーブルを作成

外部データソースを作成したら、CREATE EXTERNAL TABLE ステートメントを使用してSQL Server インスタンスからMySQL にリンクします。テーブルカラムの定義は、CData ODBC Driver for MySQL によって公開されているものと一致しなければなりません。DSN Configuration Wizard の[テーブル]タブを参照し、テーブルの定義を確認できます。

CREATE TABLE ステートメントのサンプル

以下は、MySQL Orders に基づいて外部テーブルを作成するステートメントの一例です。

CREATE EXTERNAL TABLE Orders(
  ShipName [nvarchar](255) NULL,
  Freight [nvarchar](255) NULL,
  ...
) WITH ( 
  LOCATION='Orders',
  DATA_SOURCE=cdata_mysql_source
);

SQL Server インスタンスでMySQL の外部テーブルを作成すると、ローカルデータとリモートデータを同時にクエリできるようになります。CData ODBC Driver に組み込まれているクエリ処理により、可能な限り多くのクエリ処理がMySQL にプッシュされることで、ローカルのリソースと計算リソースが解放されます。ODBC Driver for MySQL の30日間無料トライアルをダウンロードし、SQL Server データでライブMySQL データを使い始めましょう。