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Oracle Financials Cloud Python Connector

Oracle Financials Clouds へのデータ連携用のPython Connecotr ライブラリ。 pandas、SQLAlchemy、Dash、petl などの主要なPython ツールにOracle Financials Clouds をシームレスに統合。

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SQLAlchemy ORM を使って、Python でOracle Financials Cloud データに連携


CData Python Connector for OracleERP を使って、Python アプリケーションおよびスクリプトからSQLAlchemy 経由でOracle Financials Cloud にOR マッピング可能に。


古川えりか
コンテンツスペシャリスト

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Python

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Pythonエコシステムには、多くのモジュールがあり、システム構築を素早く効率的に行うことができます。CData Python Connector for OracleERP は、pandas、Matplotlib モジュール、SQLAlchemy ツールキットから使用することで Oracle Financials Cloud にデータ連携するPython アプリケーションを構築し、Oracle Financials Cloud データをビジュアライズできます。 本記事では、SQLAlchemy でOracle Financials Cloud に連携して、データを取得、 する方法を説明します。

CData Python Connector は、ビルトインされた効率的なデータプロセスにより、リアルタイムOracle Financials Cloud データにPython からアクセスし、高いパフォーマンスと接続性を発揮します。Oracle Financials Cloud に複雑なクエリを投げる際に、ドライバーはフィルタリング、集計などがサポートされている場合、SQL 処理を直接Oracle Financials Cloud 側に行わせ、サポートされていないSQL 処理については、組み込まれたSQL エンジンによりクライアント側で処理を行います(特にJOIN やSQL 関数など)。

Oracle Financials Cloud への接続

Oracle Financials Cloud データへの連携は、RDB ソースへのアクセスと同感覚で行うことができます。必要な接続プロパティを使って接続文字列を作成します。本記事では、接続文字列をcreate_engine 関数のパラメータとして送ります。

Using Basic Authentication

Oracle ERP への認証には、以下を設定する必要があります。

  • Url:接続するアカウントのURL。通常はOracle Cloud サービスのURL です。例:https://servername.fa.us2.oraclecloud.com
  • User:アカウントのユーザー名。
  • Password:アカウントのパスワード。

以下の手順でSQLAlchemy をインストールして、Python オブジェクトからOracle Financials Cloud に接続します。

必要なモジュールのインストール

pip でSQLAlchemy ツールキットをインストールします:

pip install sqlalchemy

モジュールのインポートを忘れずに行います:

import sqlalchemy

Python でOracle Financials Cloud データをモデル化

次は、接続文字列で接続を確立します。create_engine 関数を使って、Oracle Financials Cloud データに連携するEngne を作成します。

engine = create_engine("oracleerp///?Url=https://abc.oraclecloud.com&User=user&Password=password")

Oracle Financials Cloud データのマッピングクラスの宣言

接続を確立したら、OR マッパーでモデル化するテーブルのマッピングクラスを宣言します。本記事では、Invoices テーブルを使います。sqlalchemy.ext.declarative.declarative_base 関数を使って、新しいクラスにフィールド(カラム)を定義します。

base = declarative_base()
class Invoices(base):
	__tablename__ = "Invoices"
	InvoiceId = Column(String,primary_key=True)
	Amount = Column(String)
	...

Oracle Financials Cloud データをクエリ

マッピングクラスができたので、セッションオブジェクトを使ってデータソースをクエリすることができます。セッションにEngine をバインドして、セッションのquery メソッドにマッピングクラスを提供します。

query メソッドを使う

engine = create_engine("oracleerp///?Url=https://abc.oraclecloud.com&User=user&Password=password")
factory = sessionmaker(bind=engine)
session = factory()
for instance in session.query(Invoices).filter_by(Supplier="CData Software"):
	print("InvoiceId: ", instance.InvoiceId)
	print("Amount: ", instance.Amount)
	print("---------")

ほかの方法としては、execute メソッドを適切なテーブルオブジェクトに使うことが可能です。以下のコードはアクティブなsession に対して有効です。

execute メソッドを使う

Invoices_table = Invoices.metadata.tables["Invoices"]
for instance in session.execute(Invoices_table.select().where(Invoices_table.c.Supplier == "CData Software")):
	print("InvoiceId: ", instance.InvoiceId)
	print("Amount: ", instance.Amount)
	print("---------")

より複雑なクエリとして、JOIN、集計、Limit などが利用可能です。詳細はヘルプドキュメントをご覧ください。

製品の無償トライアル情報

Oracle Financials Cloud Python Connector の30日の無償トライアル をぜひダウンロードして、Oracle Financials Cloud データへの接続をPython アプリやスクリプトから簡単に作成しましょう。