こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Power Apps は、カスタムソフトウェア開発の時間をかけずに、データに接続してWeb とモバイル全体で機能するカスタムビジネスアプリを構築および使用するためのサービスです。CData Connect Server と組み合わせると、Power Apps を使用して構築したアプリからQuickbase データにアクセスできます。この記事では、Power Apps からConnect Server に接続し、リアルタイムQuickbase データを使用してアプリを構築する方法を説明します。
CData Connect Server は、純粋なSQL インターフェースをQuickbase に提供し、データを複製せずにPower Apps からリアルタイムQuickbase データに簡単に連携できるようにします。、Power Apps は、CData Connect Server をSQL Server データベースとして認識し、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をQuickbase に直接プッシュし、サーバーサイドの処理を利用して、Quickbase データを素早く返します。
Quickbase データの仮想SQL データベースを作成
CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。
- Connect Server にログインし、「Databases」をクリックします。
- 「Available Data Sources」から「Quickbase」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Quickbase に接続します。
ユーザー認証方法
ユーザー資格情報で認証するには、次の接続プロパティを設定してください。
- User とPassword を設定します。
- アプリケーションがApplicationToken を必要とする場合には、指定しない場合にはエラーが発生します。
ApplicationToken は、SpecificApp > Settings > App management > App properties > Advanced
settings > Security options > Manage Application Token に移動して取得できます。
ユーザートークン認証
ユーザートークンで認証するには、次の接続プロパティを設定してください。
- UserToken を設定すれば接続できます。UserToken は、Quick Base > My
Preferences > My User Information > Manage User Tokens から確認できます。
- 「 Test Database」をクリックします。
- 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。
CData Connect Server に接続する
Connect Server を使用してQuickbase データをPower Apps に統合するには、新しいSQL Server 接続が必要です。
- Power Apps にログインします。
- 「Data」->「Connections」->「New connection」とクリックします。
- SQL Server を選択します。
- 接続ウィザードにて:
- 直接接続を選択します。
- SQL server name をConnect Server インスタンスのアドレスに設定します。(CONNECT_SERVER_URL)
- SQL database name を以前作成したQuickbase の仮想データベース名(quickbasedb など)に設定します。
- Username とPassword を設定し、「Create」をクリックします。
Quickbase データを活用するアプリの構築
Connect Server への接続が構成されたら、リアルタイムQuickbase データをPower Apps で作成したアプリに統合する事ができるようになります。
- Power Apps にログインします。
- 「Create」をクリックし、「Start from data」にカーソルを合わせて「Make this app」をクリックします。
- 作成したSQL Server 接続を選択します。
- 使用するテーブルを検索または選択します。
- 「Connect」をクリックします。
- 新しく作成したアプリのレイアウトや、BrowseScreen、DetailScreen、EditScreen で表示されるフィールドの設定などを、ほかのアプリと同じようにカスタマイズします。
これで、組織内で使用するために保存・公開することができるリアルタイムQuickbase データへの読み取りおよび書き込みアクセスが可能なアプリが完成しました。
アプリケーションからQuickbase データへのSQL アクセス
Microsoft Power Apps からリアルタイムQuickbase データへの直接接続ができるようになりました。これで、Quickbase データを複製せずにより多くの接続とアプリを作成してビジネスを推進できます。
アプリケーションから直接250+ SaaS 、Big Data 、NoSQL ソースへのSQL データアクセスを取得するには、CData Connect Server を参照してください。