Jetty コネクションプールからRedis データに連携。

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for Redis は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にRedis データをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for Redis を設定します。

DBC Driver for Redis を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とRedis の接続を確立します。

1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

   java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル（インストールディレクトリのlib フォルダ下）をcontext path のlib フォルダに配置します。
3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、Redis データソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。
   <Configure id='redisdemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="redisdemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="redisdemo"/></Arg> <Arg>jdbc/redisdb</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.redis.RedisDriver"> <Set name="url">jdbc:redis:</Set> <Set name="Server">127.0.0.1</Set> <Set name="Port">6379</Set> <Set name="Password">myPassword</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

   次の接続プロパティを設定し、Redis インスタンスに接続します。

   • Server: Redis インスタンスが実行されているサーバーの名前またはアドレスに設定します。Port でポートを指定できます。
   • Password: Redis AUTH コマンドを使用するパスワード保護されたRedis インスタンスへの認証に使用されるパスワードに設定します。

   UseSSL を設定すると、接続時にSSL/TLS 暗号化をネゴシエートできます。

4. Web xml でリソースを設定します:

   jdbc/redisdb javax.sql.DataSource Container

5. これで、java:comp/env/jdbc/redisdb へのルックアップでRedis データにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource myredis = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/redisdb");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 　参照してください。