ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。
CData Sync for Salesforce は、データベースにサンドボックスや製品インスタンスをレプリケートするなどの、レプリケーションの多様なシナリオに対する解決策を提供するスタンドアロンアプリケーションです。Sync for Windows およびSync for Java はどちらもコマンドラインインターフェース(CLI)を含んでおり、複数のSalesforce 接続を簡単に管理できます。この記事では、CLI を使って複数のSalesforce アカウントをレプリケートする方法について説明します。
接続およびE メール通知設定をXML 設定ファイルに保存できます。複数のSalesforce アカウントをレプリケートするには、複数の設定ファイルを使います。以下にSalesforce をSQLite にレプリケートする設定例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>System.Data.SQLite</DatabaseProvider>
<ConnectionString>User=username;Password=password;SecurityToken=Your_Security_Token;</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
<TaskSchedulerStartTime>09:51</TaskSchedulerStartTime>
<TaskSchedulerInterval>Never</TaskSchedulerInterval>
</CDataSync>
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>org.sqlite.JDBC</DatabaseProvider>
<ConnectionString>User=username;Password=password;SecurityToken=Your_Security_Token;</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
</CDataSync>
Salesforce への接続には通常のログインの他、OAuth やSSO を利用できます。ログイン方式では、ユーザー名、パスワード、セキュリティトークンを使って接続します。Salesforce セキュリティトークンの取得についてはこちらの記事をご確認ください。
ユーザー名、パスワードを使用しない、またはできない場合、OAuth 認証を利用できます。
SSO (シングルサインオン) は、SSOProperties、SSOLoginUrl、TokenUrl プロパティを設定することでID プロバイダー経由で利用できます。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
Sync を使うと標準SQL でレプリケーションを制御できます。REPLICATE ステートメントはハイレベルなコマンドで、データベースにテーブルをキャッシュして維持します。Salesforce API がサポートするあらゆるSELECT クエリを定義できます。下記のステートメントは、Salesforce データ のテーブルをキャッシュしてインクリメンタルに更新します。
REPLICATE Account;
特定のデータベースを更新するために使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することができます。レプリケーションステートメントはセミコロンで区切ります。次のオプションは、複数のSalesforce アカウントを同じデータベースにレプリケートする場合に便利です。
REPLICATE SELECT ステートメントでは、異なるテーブルのプレフィックスを使用できます。
REPLICATE PROD_Account SELECT * FROM Account
異なるスキーマを使用することもできます。
REPLICATE PROD.Account SELECT * FROM Account
接続文字列およびレプリケーションクエリの設定が完了したら、次のコマンドラインオプションを使ってSync を実行できます。
SalesforceSync.exe -g MyProductionSalesforceConfig.xml -f MyProductionSalesforceSync.sql
java -Xbootclasspath/p:c:\sqlitejdbc.jar -jar SalesforceSync.jar -g MyProductionSalesforceConfig.xml -f MyProductionSalesforceSync.sql