ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Automation 360™ は Automation Anywhere 社が提供するクラウドネイティブなRPA プラットフォームです。従来のRPA と同様にエージェントはデスクトップにインストールされて動くのですが、ワークフローの作成、エージェントの管理や配布、オーケストレーションをクラウドサービス上で実施できるようになっています。
また、RPA としての基本的な機能のほかに、さまざまなアプリケーションやローカルファイル・サービスなどに接続することが可能なAction が一つの特徴となっています。その中に、データベースにODBC 経由で接続できるAction が含まれており、CData ODBC ドライバと組み合わせることで、CData が対応しているさまざまなデータソースとノーコードで連携ができるようになります。
この記事では、Automation 360™ と CData ODBC ドライバを使って、SAP に連携するBot を作成します。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSAP の接続を設定、2.Automation 360™ 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからSAPERP ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
SAP への接続はlibrfc32.dll、librfc32u.dll、NetWeaver、Web Services (SOAP) のどれかで行います。 ConnectionType 接続プロパティをCLASSIC (librfc32.dll)、CLASSIC_UNICODE (librfc32u.dll)、NETWEAVER、SOAP に設定します。
SOAP を使う場合、Client、RFCUrl、SystemNumber、User、Password のプロパティを設定します。
それ以外の方法の場合、Host、User、Password、Client、SystemNumber を指定します。
Note: librfc32.dll やその他のSAP 接続には対応しておりません。SAP インストールから対応する接続モジュールをマシンにインストールしておいてください。
詳細情報はobtaining the connection properties を参照してください。
それでは Automation 360™ で Bot を作成していきましょう。
続いて Automation 360™ でODBC への接続構成を行います。
Connection の構成が完了したら、実際にデータを読み取るAction を設定しましょう。
それでは作成したBot を実際に動かしてみましょう。