ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Cmdlets for SAPHanaXSA を使えば、PowerShell からSAP HANA XS Advanced に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。
本記事では、SAP HANA XS Advanced への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。
それでは、まずはSAP HANA XS Advanced への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData SAP HANA XS Advanced Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。
インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。
Import-Module SAPHanaXSACmdlets;
Connect-SAPHanaXSA コマンドを使ってSAP HANA XS Advanced との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。
$conn = Connect-SAPHanaXSA -OAuthClientID "$OAuthClientID" -OAuthClientSecret "$OAuthClientSecret" -URL "$URL" -CallbackURL "$CallbackURL"
SAP HANA XSA はOAuth 認証標準を利用しています。接続する前に、SAP HANA XSA OData サービスを確立する必要があります。ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」セクションを参照してください。
OAuthPassword グラント種別を使用してSAP HANA XSA に接続するには、以下を設定します。
OData サービスを設定したら、カスタムクレデンシャルを使用して接続を確立できます。
これで接続設定は完了です。
接続が完了したので、 テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-SAPHanaXSA -Connection $conn -Table | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myData.csv -NoTypeInformation
このコードでは、Select-SAPHanaXSA から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。
このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのSAP HANA XS Advanced データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。