ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData ODBC Driver for SAPHanaXSA は、PHP アプリケーションからSAP HANA XS Advanced データへの連携を実現します。本記事では、SAP HANA XS Advanced データをPHP のビルトインODBC 機能でクエリする手順を説明します。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSAP HANA XS Advanced の接続を設定、2.PHP 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからSAPHanaXSA ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
SAP HANA XS Advanced に接続するDSN を作成します。
SAP HANA XSA はOAuth 認証標準を利用しています。接続する前に、SAP HANA XSA OData サービスを確立する必要があります。ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」セクションを参照してください。
OAuthPassword グラント種別を使用してSAP HANA XSA に接続するには、以下を設定します。
OData サービスを設定したら、カスタムクレデンシャルを使用して接続を確立できます。
odbc_connect を呼び出して、SAP HANA XS Advanced への接続を開きます。 odbc_pconnect メソッドでも可能です。コネクションを閉じるには、odbc_close もしくはodbc_close_all を使います。
$conn = odbc_connect("CData SAPHanaXSA Source","user","password");
コネクションはodbc_connect で開かれ、スクリプトが終わると終了します。odbc_pconnect メソッドで開いたコネクションは、スクリプトが終わっても開いたままです。これにより同じクレデンシャルであれば他のスクリプトでコネクションを共有することが可能です:
$conn = odbc_pconnect("CData SAPHanaXSA Source","user","password");
...
odbc_close($conn); //persistent connection must be closed explicitly
odbc_prepare を使って、Prepared ステートメントおよびパラメータライズドクエリを作成します。
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM WHERE = ?");
Prepared ステートメントをodbc_execute を使って実行します。
$conn = odbc_connect("CData SAPHanaXSA Source","user","password");
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM WHERE = ?");
$success = odbc_execute($query, array(''));
Non-Parameterized クエリは、odbc_exec を使います。
$conn = odbc_connect("CData SAPHanaXSA Source","user","password");
$query = odbc_exec($conn, "SELECT * FROM ");
odbc_fetch_array ファンクションの結果セット配列としてアクセスします。
$conn = odbc_connect("CData SAPHanaXSA Source","user","password");
$query = odbc_exec($conn, "SELECT * FROM ");
while($row = odbc_fetch_array($query)){
echo $row[""] . "\n";
}
odbc_result_all ファンクションで、結果セットをHTML テーブルとして表示します。
$conn = odbc_connect("CData SAPHanaXSA Sourcee","user","password");
$query = odbc_prepare($conn, "SELECT * FROM WHERE = ?");
$success = odbc_execute($query, array(''));
if($success)
odbc_result_all($query);
スタンドアロンのテスト環境をたちあげる簡単な方法はPHP のビルトインテストサーバーを使うことです。やっていきましょう。
PHP の最新版のバイナリのダウンロード。
フォルダにファイルを入れる。
フォルダを開く。
php.ini-development をphp.ini に変更。
ブラウザからテストスクリプトにアクセスするためのコマンドを実行。
php -S localhost:8000 -t C:\path-to-your-scripts -c C:\path-to-php\php.ini
サポートされているSQL の詳細は、ヘルプドキュメントを参照してください。上記のサンプルは、PHP のコミュニティドキュメントを参考に、SAP HANA XS Advanced 向けに最適化したものです。
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。