Crystal Reports でTwilio データに連携して帳票を作成

Crystal Reports には、JDBC 標準向けのサポートが組み込まれています。この記事では、Twilio の機能を持つ帳票を作成するレポート作成ウィザードの使い方を説明します。

Twilio JDBC Driver のインストール

CData JDBC Driver for Twilio を、ドライバーのJAR をCrystal Reports のクラスパスに含めてインストール：DataDriverCommonElement の下のClassPath element のパスに、 .jar を含むファイルのフルパスを追加します。

CRConfig.xml は通常C:\Program Files (x86)\SAP BusinessObjects\SAP BusinessObjects Enterprise XI 4.0\java に配置されます。— パスはインストールによって若干異なる場合があります。ドライバーのJAR はインストールディレクトリの［lib］サブフォルダ内にあります。

ClassPath にJAR を追加したら、Crystal Reports を再起動します。

Twilio データに接続

下記の手順に従って、レポート作成ウィザードを使ってTwilio 接続を作成します。

1. 新しい空の帳票で、［Create New Connection］>［JDBC (JNDI)］をクリックします。

2. ウィザードでJDBC 接続URL を選択します。

   jdbc:twilio:AccountSid=MyAccountSid;AuthToken=MyAuthToken;

3. ドライバーのクラス名を設定：

   cdata.jdbc.twilio.TwilioDriver

   AccountSID およびAuthToken 接続プロパティを使ってアカウントのデータにアクセスします。Twilio アカウントダッシュボードからクレデンシャルを取得します。「アカウント」->「アカウント設定」をクリックして、クレデンシャルを取得します。

帳票をデザイン

JDBC 接続をTwilio に追加したら、レポート作成ウィザードを使ってTwilio を帳票に追加できます。

1. 帳票に必要なテーブルやフィールドを選択して、データソースを設定します。この例では、Calls テーブルのTo およびDuration カラムを使います。

2. チャートの種類を設定 ウィザードを完了すると、Crystal Reports はTwilio data に実行されるSQL クエリをビルドします。ドライバーは、ライブTwilio data に対してクエリを実行します。

3. 必要に応じて、ほかのフィルタや帳票テンプレートを設定します。

4. データのインポートが終わったら、データをサマライズもしくはソートするチャートやレポートオブジェクトを作成できます。［Insert］>［Chart］をクリックして、チャートエキスパートを開きます。Total Duration by To を表すグラフを作成するには、To を［On Change Of］メニューセレクションの下のボックスに追加してからDuration を［Show Values］の下のボックスに追加します。

完成した帳票をプレビューして、チャートにデータが入っていることを確認します。Null 値を取り除きたい場合は、SelectionFormula を使います。