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CData Sync

複数Veeva アカウントをレプリケーション

複数のVeeva アカウントを、1つあるいは多数のデータベースにレプリケーション。

宮本航太
プロダクトスペシャリスト

最終更新日:2022-06-05

こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。

CData Sync for VeevaVault は、データベースにサンドボックスや製品インスタンスをレプリケートするなどの、レプリケーションの多様なシナリオに対する解決策を提供するスタンドアロンアプリケーションです。Sync for Windows およびSync for Java はどちらもコマンドラインインターフェース(CLI)を含んでおり、複数のVeeva 接続を簡単に管理できます。この記事では、CLI を使って複数のVeeva アカウントをレプリケートする方法について説明します。

Veeva 接続の構成

接続およびE メール通知設定をXML 設定ファイルに保存できます。複数のVeeva アカウントをレプリケートするには、複数の設定ファイルを使います。以下にVeeva をSQLite にレプリケートする設定例を示します。

Windows

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <CDataSync> <DatabaseType>SQLite</DatabaseType> <DatabaseProvider>System.Data.SQLite</DatabaseProvider> <ConnectionString>User=myuser;Password=mypassword;Server=localhost;Database=mydatabase;</ConnectionString> <ReplicateAll>False</ReplicateAll> <NotificationUserName></NotificationUserName> <DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString> <TaskSchedulerStartTime>09:51</TaskSchedulerStartTime> <TaskSchedulerInterval>Never</TaskSchedulerInterval> </CDataSync>

Java

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <CDataSync> <DatabaseType>SQLite</DatabaseType> <DatabaseProvider>org.sqlite.JDBC</DatabaseProvider> <ConnectionString>User=myuser;Password=mypassword;Server=localhost;Database=mydatabase;</ConnectionString> <ReplicateAll>False</ReplicateAll> <NotificationUserName></NotificationUserName> <DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString> </CDataSync>

次の接続プロパティを指定後、接続できます。

  • Url:アカウントにログイン後のURL で確認できるホスト。例えば、 https://my-veeva-domain.veevavault.com
  • User:アカウントへのログインに使用するユーザー名。
  • Password:アカウントへのログインに使用するパスワード。

各Veeva インスタンスにクエリを設定

Sync を使うと標準SQL でレプリケーションを制御できます。REPLICATE ステートメントはハイレベルなコマンドで、データベースにテーブルをキャッシュして維持します。Veeva API がサポートするあらゆるSELECT クエリを定義できます。下記のステートメントは、Veeva データ のテーブルをキャッシュしてインクリメンタルに更新します。

REPLICATE NorthwindProducts;

特定のデータベースを更新するために使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することができます。レプリケーションステートメントはセミコロンで区切ります。次のオプションは、複数のVeeva アカウントを同じデータベースにレプリケートする場合に便利です。

REPLICATE SELECT ステートメントでは、異なるテーブルのプレフィックスを使用できます。

REPLICATE PROD_NorthwindProducts SELECT * FROM NorthwindProducts

異なるスキーマを使用することもできます。

REPLICATE PROD.NorthwindProducts SELECT * FROM NorthwindProducts

Sync の実行

接続文字列およびレプリケーションクエリの設定が完了したら、次のコマンドラインオプションを使ってSync を実行できます。

Windows

VeevaVaultSync.exe -g MyProductionVeevaVaultConfig.xml -f MyProductionVeevaVaultSync.sql

Java

java -Xbootclasspath/p:c:\sqlitejdbc.jar -jar VeevaVaultSync.jar -g MyProductionVeevaVaultConfig.xml -f MyProductionVeevaVaultSync.sql

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