API 開発・運用基盤「CData API Server」2018版リリース

~IoT データ活用やユーザーのデジタルトランスフォーメーションを加速~




9月13日、CData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者 疋田 圭介)は、 API 開発・運用基盤「CData API Server」の2018版をリリースしました。

2018 版では、IoT データの活用のためのCSV ファイルデータのAPI 化や、エンタープライズデジタルトランスフォーメーションをサポートする管理API 機能、 スケーラブルなデプロイ機能の強化、Windows 認証(AD連携)を含むAPI 利用ユーザー管理機能強化を追加しています。

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CData API Server 2018版の主要な機能

1. IoT データのAPI 化による活用

  • AWS S3、Google Drive、Box などのクラウドストレージ内のCSV、JSON、XML ファイルを直接API 公開することが可能に。
  • NoSQL DB にストアされているデータのスキーマ検出やOData/Swagger 対応エンドポイント変換によるデータ分析・AI 基盤への連携の実現。

2. デジタルトランスフォーメーション(DX)

エンタープライズ内外のデータのAPI 化、クラウドサービス(SaaS)のAPI 公開の促進によるデジタルトランスフォーメーションを推進。 既存サービスへのAPI Server の組み込みやスケーラブルなAPI サーバー運用を容易にするための各機能を追加。

  • API ライフサイクルサポートのための機能追加。
    • 管理API機能。
      リソース作成やコネクション作成、ユーザー設定を外部アプリからAPI で実行可能に。クラウドサービス(SaaS)やウェブサービスのUI からのAPI Server 統合を簡単に。
      参考記事:「CData API Server の管理用API 利用手順」
    • 管理コンソールでのエンドポイントの一括作成機能。
  • ID 管理機能。
    • Windows 認証(AD 連携)。
      社内のActive Directory 基盤をAPI Server で利用可能に。ほかにも既存のユーザー名とパスワードをAPI Server のユーザーにインポートが可能です。
    • リソース毎のアクセスコントロール設定。
      リソース毎にユーザー+グループ単位で、読み取り(GET)/更新(POST/PUT/DELETE)のアクセス権限を設定可能。 カラム単位での細かい権限設定も対応。
  • デプロイ機能強化。
    AWS でのオートスケールやロードバランシングをサポート。
    参考記事:「AWSとCDataで実現するスケーラブルなWeb API サーバーの構築手順」

3. API エコシステム構築のための標準インターフェースサポート

  • CData API Server Drivers (ODBC/JDBC/ADO.NET) β版をリリース。
    API ユーザーが利用するBI、ETL、DWH、RPA ツールへのシームレスなアクセスを実現するDrivers のβ版をリリース。 Tableau、Power BI などのBI ツール、ASTERIA WARP、Talend などのETL、Excel、Access、.NETアプリやJava アプリから標準SQL でAPI Server のREST API を利用可能に。 公開API の利用促進や、マイクロサービス構築時の既存アプリケーションとの連携コストを圧倒的に削減。
    参考記事:「API Server のAPI をSQL で使う」
  • REST API の標準であるOData 4.0 やSwagger 2.0 をサポート。
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