MySQL Workbench でOracle Financials Cloud データをクエリ

ODBC Driver for OracleERP からSQL Gateway を使用し、MySQL インターフェースを介してOracle Financials Cloud にクエリを実行できます。以下のステップに従って、SQL Gateway のMySQL リモーティングサービスを開始し、MySQL Workbench でライブOracle Financials Cloud を操作します。

Oracle Financials Cloud データへの接続

未指定の場合は、データソース名（DSN）で必要な接続プロパティの値を指定します。DSN を構成するために、ビルトインのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターでDSN を作成及び設定する方法については、ヘルプドキュメントの［はじめに］チャプターを参照してください。

Using Basic Authentication

Oracle ERP への認証には、以下を設定する必要があります。

• Url：接続するアカウントのURL。通常はOracle Cloud サービスのURL です。例：https://servername.fa.us2.oraclecloud.com
• User：アカウントのユーザー名。
• Password：アカウントのパスワード。

SQL Gateway を構成する

Oracle Financials Cloud への接続を仮想MySQL データベースとして設定するには、SQL Gateway Overview を参照してください。クライアントからのMySQL 要求を受けるMySQL リモートサービスを構成します。このサービスは、SQL Gateway UI で構成できます。

MySQL Workbench からOracle Financials Cloud をクエリ

以下のステップでは、MySQL Workbench からSQL Gateway で作成された仮想Oracle Financials Cloud データベースに接続し、ライブOracle Financials Cloud データを操作するための基本的なクエリを発行する方法を説明します。

SQL Gateway を介してOracle Financials Cloud に接続

1. MySQL Workbench で、［add a new MySQL connection］をクリックします。
2. 接続（CData SQL Gateway for OracleERP）に名前を付けます。
3. Hostname、Port、Username のパラメータを設定し、SQL Gateway に接続します。
4. Store in Vault をクリックしてパスワードを設定し、保存します。
5. Test Connection をクリックして接続が正しく構成されていることを確認し、OK をクリックします。

Oracle Financials Cloud データをクエリ

1. 作成した接続（CData SQL Gateway for OracleERP）を開きます。
2. ［File］->［New Query Tab］と進みます。
3. SELECT * FROM `CData OracleERP Sys`.Invoices; のようなOracle Financials Cloud データを取得するSQL クエリを記述します。

MySQL Workbench からライブOracle Financials Cloud データにアクセスすることで、MySQL データベースと同じようにOracle Financials Cloud をクエリおよび更新できます。CData ODBC Driver for OracleERP とCData SQL Gateway の30日の無償評価版はこちらです。