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詳細はこちら →StiLL からCData ODBC Driver を使ってAdobe Analytics につないでみた
CData ODBC Driver を使って、Adobe Analytics へのデータ連携をStiLL から行うことができます。StiLL の「データベース取得」機能を使って、Adobe Analytics のデータをStiLL で使ってみましょう。
最終更新日:2022-11-20
この記事で実現できるAdobe Analytics 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している兵藤です。
Excel をUIにした業務アプリ開発ツール「StiLL Standard」には、ODBC でデータベースからのデータを使う機能が備わっているので、これを使ってAdobe Analytics のデータ連携を行うことが可能です。 通常、Adobe Analytics などのSaaS として提供されるアプリケーションにはWeb API でアクセスしますが、CData ODBC Driver によって、RDB にアクセスするのと同感覚で、Adobe Analytics のデータを扱うことができます。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- Adobe Analytics をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにAdobe Analytics のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてAdobe Analytics の接続を設定、2.StiLL 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとAdobe Analytics への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからAdobeAnalytics ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
CData ODBC Driver for AdobeAnalytics のDSN をStiLL で選択します。
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未指定の場合は、初めにODBC DSN (data source name) で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。
Adobe Analytics への接続
Adobe Analytics に接続するには、GlobalCompanyId およびRSID を識別する必要があります。デフォルトで、ドライバーは会社とレポートスイートの識別を自動で試みますが、これらの値を明示的に指定することもできます。方法はヘルプドキュメントの「Adobe Analytics への接続」セクションを参照してください。
Adobe Analytics への認証
Adobe Analytics はOAuth 認証標準を利用しています。 OAuth またはサービスアカウントで認証できます。
ユーザーアカウント(OAuth)
すべてのユーザーアカウントフローでAuthScheme をOAuth に設定する必要があります。OAuth 経由のAdobe 認証では、2週間ごとにリフレッシュトークンを更新する必要があります。詳しい認証方法については、ヘルプドキュメントの「Adobe Analytics への認証」セクションを参照してください。
サービスアカウント
サービスアカウントにはサイレント認証があり、ブラウザでのユーザー認証は必要ありません。このフローでは、アプリケーションを作成する必要があります。アプリケーションの作成および認可については、ドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」を参照してください。これでサービスアカウントにアクセス権があるAdobe Analytics データに接続できます。
サービスアカウントを使用したServer-to-Server OAuthで認証するには、AuthScheme をOAuthClient に設定します。接続するには次のプロパティを設定します。
- InitiateOAuth:GETANDREFRESH に設定。
- OAuthClientId:アプリケーション設定のクライアントId に設定。
- OAuthClientSecret:アプリケーション設定のクライアントシークレットに設定。
接続すると、本製品 はサービスアカウントでのOAuth フローを完了します。
- クライアントクレデンシャルOAuth フローで指定されたOAuthClientId およびOAuthClientSecret を使用して、アクセストークンを取得します。
- OAuthSettingsLocation にOAuth 値を保存し、接続間で永続化されるようにします。
- トークンが期限切れになった際に、新しいアクセストークンを要求します。
DSN はビルトインのMicrosoft ODBC データソースアドミニストレーターで設定できます。これはドライバーのインストールの最後の手順です。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。
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StiLL をインストールしたExcel を開き、StiLL リボンの「StiLL ボタンテンプレート」からボタンを選択します。
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ボタンをダブルクリックして、「DBデータ取得」をクリックします。
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データソース選択画面で、「コンピューターデータソース」から2で設定したCData Adobe Analytics Source を選択します。
Adobe Analytics のデータのStiLL アプリケーションへの取得
StiLL ボタンのBtQuery ウィザードが開くので、Adobe Analytics からデータを指定して、StiLL アプリケーションに取り込みます。
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データを取得したいテーブル名を選択します。テーブルはCData Driver がAdobe Analyticsのエンドポイントをモデル化してテーブルにしています。
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テーブル名を選択後、出力項目の選択や、表示セル位置の指定を行います。
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設定後、「OK」を押すだけで、StiLL アプリケーションからSalesforce データが指定された表示位置にロードされます。
Adobe Analytics からStiLL へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。