この記事では、Excel Add-In for Airtable をつかって、Excel からデータを Airtable に移行する方法を説明します。
CData Excel Add-In for Airtable を使えば、Excel から直接Airtable への編集や保存が可能になります。この記事では、Excel から Airtable にデータを移行する方法を説明します。 Airtable のデータを一度Excel にエクスポートして編集・データソースの一括更新を行えるだけではなく、Excel スプレッドシートに保存されているデータを一括でAirtable にインポートすることも可能です。 今回の記事では、SampleTable_1 テーブルを使います。同じことが、CData Excel Add-In で取得できるすべてのテーブルに対して実行可能です。

接続の確立
Airtable への接続には、Excel Add-in をインストールしたExcel の[CDATA]タブ→[Airtable]アイコンをクリックします。
Airtable への接続には、APIKey、BaseId、TableNames のプロパティが必須です。ViewNames は任意項目でテーブルのビューを指定することができます。
- APIKey : アカウントのAPI Key。取得には、アカウントにログインして、API セクションで[Generate API Key]をクリックします。
- BaseId : ベースのId。取得には、APIKey と同じ場所で、[Airtable API]をクリックするか、https://airtable.com/api に進み、ベースを選択します。"The ID of this base is appxxN2ftedc0nEG7." というメッセージがIntroduction セッションで表示されます。
- TableNames : 選択されたベースのテーブル名のカンマ区切りのリスト。UI で見られるテーブル名と同じです。
- ViewNames : table.view 形式のビューのカンマ区切りのリスト。UI でみられるビュー名と同じです。
Airtable データの取得
Airtable にデータを挿入するには、まず該当するAirtable のテーブルを取得します。これによりExcel スプレッドシートとAirtable のテーブルが連携した状態になります。取得したテーブルに対し変更、もしくは追加した部分は文字が赤でハイライトされます。
- CData リボンからAirtable ボタンをクリックします。データ選択ウィザードが表示されます。
- テーブルもしくはビューメニューから、SampleTable_1 テーブルを選択します。
- [最大行数]に、取得したい最大行数を入力します。データの一括入力だけが目的の場合は1行だけを取得すれば十分です。リクエストどおりにクエリ欄にSQL クエリが表示されます。
- [シート名]に作成されるシートの名前を入力します。デフォルトでは、取得するテーブル名が新しいシート名になります。