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詳細はこちら →StiLL からCData ODBC Driver を使ってAmazon Athena につないでみた
CData ODBC Driver を使って、Amazon Athena へのデータ連携をStiLL から行うことができます。StiLL の「データベース取得」機能を使って、Amazon Athena のデータをStiLL で使ってみましょう。
最終更新日:2022-11-20
この記事で実現できるAmazon Athena 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している兵藤です。
Excel をUIにした業務アプリ開発ツール「StiLL Standard」には、ODBC でデータベースからのデータを使う機能が備わっているので、これを使ってAmazon Athena のデータ連携を行うことが可能です。 通常、Amazon Athena などのSaaS として提供されるアプリケーションにはWeb API でアクセスしますが、CData ODBC Driver によって、RDB にアクセスするのと同感覚で、Amazon Athena のデータを扱うことができます。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- Amazon Athena をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにAmazon Athena のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてAmazon Athena の接続を設定、2.StiLL 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとAmazon Athena への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからAmazonAthena ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
CData ODBC Driver for AmazonAthena のDSN をStiLL で選択します。
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未指定の場合は、初めにODBC DSN (data source name) で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。
Amazon Athena 接続プロパティの取得・設定方法
Amazon Athena リクエストの認証には、アカウントの管理のクレデンシャルか、IAM ユーザーのカスタムPermission を設定します。 AccessKey にAccess Key Id、SecretKey にはSecret Access Key を設定します。
AWS アカウントアドミニストレータとしてアクセスできる場合でも、AWS サービスへの接続にはIAM ユーザークレデンシャルを使用することが推奨されます。
IAM ユーザーのクレデンシャル取得は以下のとおり:
- IAM コンソールにログイン。
- Navigation ペインで「ユーザー」を選択。
- ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してから「セキュリティ認証情報」タブを選択。
AWS ルートアカウントのクレデンシャル取得は以下のとおり:
- ルートアカウントの資格情報を使用してAWS 管理コンソールにサインイン。
- アカウント名または番号を選択し、表示されたメニューで「My Security Credentials」を選択。
- 「Continue to Security Credentials」をクリックし、「Access Keys」セクションを展開して、ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成。
EC2 インスタンスからの認証
EC2 インスタンスからCData 製品を使用していて、そのインスタンスにIAM ロールが割り当てられている場合は、認証にIAM ロールを使用できます。 これを行うには、UseEC2Roles をtrue に設定しAccessKey とSecretKey を空のままにします。 CData 製品は自動的にIAM ロールの認証情報を取得し、それらを使って認証します。
AWS ロールとして認証
多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。 代わりにRoleARN を指定してAWS ロールを使用できます。これにより、CData 製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。 (すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、役割を担うIAM ユーザーのAccessKeyと SecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey およびSecretKey を指定する場合、 ロールは使用できません。
MFA での認証
多要素認証を必要とするユーザーおよびロールには、MFASerialNumber およびMFAToken 接続プロパティを指定してください。 これにより、CData 製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでMFA 認証情報を送信します。一時的な認証情報の有効期間 (デフォルトは3600秒)は、TemporaryTokenDuration プロパティを介して制御できます。
Amazon Athena への接続
AccessKey とSecretKey プロパティに加え、Database、S3StagingDirectory、Region を設定します。Region をAmazon Athena データがホストされているリージョンに設定します。S3StagingDirectory をクエリの結果を格納したいS3内のフォルダに設定します。
接続にDatabase が設定されていない場合は、CData 製品はAmazon Athena に設定されているデフォルトデータベースに接続します。
DSN はビルトインのMicrosoft ODBC データソースアドミニストレーターで設定できます。これはドライバーのインストールの最後の手順です。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。
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StiLL をインストールしたExcel を開き、StiLL リボンの「StiLL ボタンテンプレート」からボタンを選択します。
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ボタンをダブルクリックして、「DBデータ取得」をクリックします。
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データソース選択画面で、「コンピューターデータソース」から2で設定したCData Amazon Athena Source を選択します。
Amazon Athena のデータのStiLL アプリケーションへの取得
StiLL ボタンのBtQuery ウィザードが開くので、Amazon Athena からデータを指定して、StiLL アプリケーションに取り込みます。
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データを取得したいテーブル名を選択します。テーブルはCData Driver がAmazon Athenaのエンドポイントをモデル化してテーブルにしています。
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テーブル名を選択後、出力項目の選択や、表示セル位置の指定を行います。
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設定後、「OK」を押すだけで、StiLL アプリケーションからSalesforce データが指定された表示位置にロードされます。
Amazon Athena からStiLL へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。