PowerShell からAutify データに接続してデータの取得・CSV エクスポートを実行する方法

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Cmdlets for Autify を使えば、PowerShell からAutify に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。

本記事では、Autify への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。

Autify への接続を設定

それでは、まずはAutify への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Autify Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。

インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。

    Import-Module AutifyCmdlets;

Connect-Autify コマンドを使ってAutify との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。

    $conn = Connect-Autify  -ProjectId "$ProjectId" -ApiKey "$ApiKey"

認証するには、ApiKey およびProjectId を指定する必要があります。

• ApiKey：アカウントにログインし、「設定」->「個人設定」->に移動して「新しいパーソナルアクセストークン」を作成します。
• ProjectId：アカウントURL にあるプロジェクトのId。例：URL が"https://app.autify.com/projects/343/scenarios" の場合は、343 がProjectId になります。

これで接続設定は完了です。

Autify データを取得してCSV にパイプライン

接続が完了したので、Scenarios テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。

Select-Autify -Connection $conn -Table Scenarios | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myScenariosData.csv -NoTypeInformation

このコードでは、Select-Autify から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。

おわりに

このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのAutify データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。