Power BI connector を使ってAzure Data Catalog データをビジュアライズ
CData Power BI Connectors は、セルフサービスBI であるMicrosoft Power BI へのデータソースを拡充します。 CData Power BI Connector は、Power BI レポートにリアルタイムAzure Data Catalog をデータ連携します。 ダッシュボードでAzure Data Catalog データをモニタリングし、スケジューラーやリアルタイムででデータを更新することで、リアルタイムAzure Data Catalog データが反映されるようにできます。 ここでは、Power BI Connector を使用してMicrosoft Power BI Desktop でAzure Data Catalog のビジュアライゼーションを作成する方法について詳しく説明します。
クラウドのPowerBI.com へのAzure Data Catalog レポートの発行(パブリッシュ)の詳細については、弊社のリアルタイムAzure Data Catalog データをPowerBI.com にパブリッシュ(発行)をご参照ください。

※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- Azure Data Catalog にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:Azure Data Catalog データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- Azure Data Catalog Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
コラボラティブ処理とメタデータ検出
CData Power BI Connectors は、Power BI からAzure Data Catalog へのハイパフォーマンスにデータ操作を実現します。コネクタには、データ処理を効率化するコラボラティブクエリ処理機能やメタデータ検出機能が組み込まれています。Power BI からAzure Data Catalog に複雑なSQL クエリを発行する場合、コネクタはデータソースでサポートされているSQL オペレーション(フィルタリングや集計など)をAzure Data Catalog に直接流し、サポートされていないSQL オペレーション(JOIN など)をクライアントであるコネクタ側で処理します。また、動的メタデータ検出機能により、Azure Data Catalog のテーブルやビューを検出するだけでなく、データ型を含めインポートするため、Power BI での分析が驚くほど簡単になります。
Power BI データソースとしてAzure Data Catalog を設定
CData Power BI Connector をインストールすると完了後にDSN 設定画面が開きます。ここでAzure Data Catalog への接続を設定します。
接続作業はWindows のODBC データソースアドミニストレータでも設定可能です。CData PowerBI REST DSN を選択します。 Power BI のbit 数(32 bit or 64 bit)に合わせたアドミニストレータを使うように気を付けてください。DSN 設定画面で必要な項目を入力してAzure Data Catalog データに接続します。入力後に接続のテストを行い、OK を押して接続を確立します。
You can optionally set the following to read the different catalog data returned from Azure Data Catalog.
- CatalogName: Set this to the CatalogName associated with your Azure Data Catalog. To get your Catalog name, navigate to your Azure Portal home page > Data Catalog > Catalog Name
Connect Using OAuth Authentication
You must use OAuth to authenticate with Azure Data Catalog. OAuth requires the authenticating user to interact with Azure Data Catalog using the browser. For more information, refer to the OAuth section in the help documentation.
Azure Data Catalog テーブルをPower BI からクエリ
次の手順でAzure Data Catalog からデータをPower BI からクエリできるようにします:
- Power BI Desktop を開き、[データ]->[データを取得]->[その他]-> CData AzureDataCatalog を選択して接続を押します。次にサードパーティドライバーのプロンプトが出る場合には、そのまま続行します。
- CData PowerBI Azure Data Catalog を[Data Source Name]欄に入力します。データ接続モードを選択します:
インポート データをプロジェクトにインポートする。オンデマンドで更新が可能。
DirectQuery リモートデータに直接アクセスする場合。 - ナビゲーターダイアログで使用するテーブルを選択します。
[データの変換]では、データをカスタマイズすることができます。クエリエディタを開いて、フィルタ、ソート、集計を設定できます。
- カラムのデータ型の変更
- カラムの削除
- カラムのグルーピング
Power BI は、コネクタが取得・検出したAzure Data Catalog のカラム毎のデータ型をそのまま使えます。
Power BI は、データ変換を取得して、指定した条件でクエリを発行し、Azure Data Catalog からデータを取得します。
[読み込み]をクリックすると、そのままのデータがコネクタ経由でPower BI にロードされます。
データビジュアライゼーションを作成
データをPower BI から取得したら、レポートビューで取得したAzure Data Catalog フィールドをドラッグ&ドロップしてビジュアライゼーションを作成します。チャートの種類を可視化ペインから選択し、フィールドのカラムをドラッグして設定します。

チャートの右上をクリックしてソートオプションを変更することもできます。
チャートの部分のハイライトも可能です。

取得したデータのビジュアライズ上でのフィルタリングをフィルタリングペインで行うことができます。

[更新]をクリックするとその時点でのリアルタイムデータをAzure Data Catalog から取得してレポートに反映させることができます。
このように簡単にPower BI でAzure Data Catalog データをソースとするレポートが作成できました。CData Power BI Connector の30日の無償試用版を是非お試しください。