PowerShell からBusiness b-ridge データに接続してデータの取得・CSV エクスポートを実行する方法

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Cmdlets for BusinessBridge を使えば、PowerShell からBusiness b-ridge に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。

本記事では、Business b-ridge への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。

Business b-ridge への接続を設定

それでは、まずはBusiness b-ridge への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Business b-ridge Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。

インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。

    Import-Module BusinessBridgeCmdlets;

Connect-BusinessBridge コマンドを使ってBusiness b-ridge との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。

    $conn = Connect-BusinessBridge 

Business b-ridge 接続プロパティの取得・設定方法

B b-ridge への接続には、Company Key、Project Key、Subscription Key が必要となります。それぞれWeb API 利用申請時に取得できます。取得したKey を接続プロパティに設定して接続します。

• CompanyKey：Business b-ridge のCompany Key に設定。
• ProjectKey：Business b-ridge のProject Key に設定。
• SubscriptionKey：控えておいたSubscription Key に設定。

これで接続設定は完了です。

Business b-ridge データを取得してCSV にパイプライン

接続が完了したので、CDATA テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。

Select-BusinessBridge -Connection $conn -Table CDATA | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myCDATAData.csv -NoTypeInformation

このコードでは、Select-BusinessBridge から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。

おわりに

このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのBusiness b-ridge データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。