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CData Dynamics 365 Business Central BizTalk Adapter の要請応答送信ポートを構成

Biztalk Adapter を要請応答送信ポートと共に使用して、BizTalk でアップデートグラムとデータ操作 SQL を実行します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2021-07-17
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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

ここでは、CData BizTalk Adapter for D365BusinessCentral を使用し、静的な要請応答送信ポートを作成、構成、テストする手順を説明します。静的な要請応答送信ポートを使用してコマンドを実行し、BizTalk の結果にアクセスすることができます。送信ポートを使用することで、アップデートグラムコマンド、SQL コマンド、ストアドプロシージャ操作を実行できます。

送信ポートを作成し構成する

静的な要請応答送信ポートを作成し、アダプタをトランスポートタイプとして使用するように構成します。

  1. 未実行の場合、BizTalk 管理コンソールで BizTalk アプリケーションを開きます。
  2. BizTalk アプリのノードで、[Send Ports]を右クリックし、[New]->[Static Solicit-Response Send Port]を選択すると、送信ポートプロパティのダイアログが表示されます。
  3. 送信ポートのプロパティで、受信ポートの名前を入力します。
  4. [Transport Type]メニューで、CData.D365BusinessCentral を選択します。
  5. [Send Pipeline]メニューで、デフォルトオプションの[PassThruTransmit]を選択します。
  6. [Receive Pipeline]メニューで、デフォルトオプションの[PassThruReceive]を選択します。
Send port properties for a solicit-response send port that is configured for the adapter.(Salesforce is shown.)

アダプタを構成する

[Transport Properties]ダイアログで、アダプタが実行するコマンドを定義します。

  1. 送信ポートのプロパティで、[Configure]ボタンをクリックします。アダプタのトランスポートプロパティダイアログが表示されます。
  2. [CommandType]プロパティで、実行したいコマンドタイプを選択します。
  3. SQL コマンドを実行したい場合は、[SQL Command]のボックスにコマンドを入力してください。
プロパティとその機能についての説明は、ヘルプドキュメントの[Adapter Configuration]を参照してください。 The Adapter Transport  Properties dialog.(Salesforce is shown.)

Dynamics 365 Business Central への接続を構成する

[Connection String Options]ダイアログで、Dynamics 365 Business Central への接続に必要な資格情報とその他のプロパティを設定します。

  1. 送信ポートのプロパティで、[Configure]をクリックします。アダプタのプロパティダイアログが表示されます。
  2. [Connection String]プロパティのボタンをクリックします。[Connection String Options]ダイアログが表示されます。
  3. 接続プロパティを入力します。下は一般的な接続文字列です。

    OrganizationUrl=https://myaccount.financials.dynamics.com/;

    Dynamics 365 Business Central 接続プロパティの取得・設定方法

    Dynamics 365 Business Central への認証には、User およびAccessKey プロパティが必要です。

    データに接続するには、OrganizationUrl を指定します。OrganizationUrl は、 http://businesscentral.dynamics.com/abc123/ などのBusiness Central アカウントへのエンドポインであるか、Web サービスのルートを参照する必要があります。OrganizationUrl を指定する方法 および利用可能なエンドポイントについての詳細は、Business Central エンドポイント を参照してください。組織内に複数の会社がある場合は、どの会社に接続するかを特定するためにCompany を指定する必要があります。 会社が1つだけの場合は、Company を指定する必要はありません。

    Dynamics 365 Business Central に認証するには、User およびAccessKey 接続プロパティを指定します。Microsoft では、これらをテストおよび開発目的で推奨します。ただし、運用環境での使用は推奨していません。User およびAccessKey の値を取得するには、Dynamics 365 Business Central の「ユーザー」ページに移動して「編集」をクリックします。User Name および Web Service Access Key の値は、User およびPassword 接続文字列プロパティとして入力する値です。User Name はE メールアドレス ではありません。短縮されたユーザー名です。

    Microsoft では、OAuth 認証を使用する本番ユースケースを推奨します。詳細については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

  4. [Test Connection]をクリックして値を確認し、接続を確認します。
プロパティとその機能の説明については、ヘルプドキュメントの[Connection String Options]チャプターを参照してください。
アダプタfor D365BusinessCentral のアップデートグラムチュートリアル]では、要請応答送信ポートを使用して、Dynamics 365 Business Central にアップデートグラムを挿入するシンプルなアプリケーションを作成する手順を説明します。

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