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詳細はこちら →ODBC を介してNode.js からGoogle Campaign Manager 360 のデータをクエリ
node-odbc を使用して、Node.js からGoogle Campaign Manager 360 のデータへのSQL クエリを実行します。
最終更新日:2022-01-09
この記事で実現できるGoogle Campaign Manager 360 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Node.js はブラウザ上以外でJavaScript コードを使用できるJavaScript ランタイム環境です。CData ODBC Driver for GoogleCM を使用すれば、Node.js アプリとスクリプトから、リアルタイムGoogle Campaign Manager 360 のデータにアクセスできます。この記事ではnode-odbc のインストールと、リアルタイムGoogle Campaign Manager 360 のデータへのアクセスが可能な、シンプルなNode.js アプリケーションを作成するために必要なツールについて説明します。
ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData ODBC Driver は比類のないパフォーマンスで、Node.js のリアルタイムGoogle Campaign Manager 360 のデータとやりとりできます。Node.js からGoogle Campaign Manager 360 に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をGoogle Campaign Manager 360 に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- Google Campaign Manager 360 をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにGoogle Campaign Manager 360 のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてGoogle Campaign Manager 360 の接続を設定、2.Node.js 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとGoogle Campaign Manager 360 への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからGoogleCM ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
必要な接続プロパティの値が未入力の場合には、データソース名(DSN)で入力します。組み込みのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用し、DSN を構成できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
Google Campaign Manager 接続プロパティの取得・設定方法
Google Campaign Manager への接続には、OAuth 認証標準を使います。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。組織全体のアクセススコープをCData 製品に許可するには、サービスアカウントが必要です。
詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
node-odbc を構築する
CData ODBC Driver を介してGoogle Campaign Manager 360 に接続するには、必要なツールをインストールした後に、node-odbc を手動で構築する必要があります。
必要なツールをインストールする
以下のコマンドでは、node-odbc の構築に必要なツールをインストールします。(ツールをグローバルにインストールする-g パラメータに注意してください。)
npm i -g windows-build-tools npm i -g node-gyp
node-odbc を構築する
必要なツールをインストールしたらNode.js アプリケーションのディレクトリを作成し、Node.js スクリプトで使用するバイナリを構築するodbc をインストールします。
mkdir nodeodbc cd nodeodbc npm i -g node
Node.js からGoogle Campaign Manager 360 をクエリ
ODBC Driver がインストールされ、DSN が構成されて、node-odbc が構築されたら、Node.js アプリケーションからリアルタイムGoogle Campaign Manager 360 のデータをクエリすることができるようになります。以下のサンプルコードは、特定のDSN に接続してCampaignPerformance テーブルをクエリします。
myscript.js
const odbc = require('odbc'); async function queryGoogleCM() { const connection = await odbc.connect(`DSN=CData GoogleCM Source`); const data = await connection.query('SELECT Clicks, Device FROM CampaignPerformance'); console.log(data); } queryGoogleCM();
アプリケーションを作成したら、node を使用してスクリプトを実行します。
node myscript.js

おわりに
CData ODBC Driver for GoogleCM の30日の無償評価版 をダウンロードすればNode.js でリアルタイムGoogle Campaign Manager 360 のデータを使用できます。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。