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Elasticsearch へのデータ連携用のPython Connecotr ライブラリ。 pandas、SQLAlchemy、Dash、petl などの主要なPython ツールにElasticsearch をシームレスに統合。
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
Python
Pythonエコシステムには、多くのモジュールがあり、システム構築を素早く効率的に行うことができます。CData Python Connector for Elasticsearch とpetl フレームワークを使って、Elasticsearch に連携するPython アプリや、Elasticsearch データをETL することが可能です。本記事では、CData Python Connector をpetl と一緒に使い、ETL 処理を実装します。
CData Python Connector は、ビルトインされた効率的なデータプロセスにより、リアルタイムElasticsearch data データにPython からアクセスし、高いパフォーマンスと接続性を発揮します。Elasticsearch に複雑なクエリを投げる際に、ドライバーはフィルタリング、集計などがサポートされている場合、SQL 処理を直接Elasticsearch 側に行わせ、サポートされていないSQL 処理については、組み込まれたSQL エンジンによりクライアント側で処理を行います(特にJOIN やSQL 関数など)。
Elasticsearch data への連携は、RDB ソースへのアクセスと同感覚で行うことができます。必要な接続プロパティを使って接続文字列を作成します。本記事では、接続文字列をcreate_engine 関数のパラメータとして送ります。
接続するには、Server およびPort 接続プロパティを設定します。 認証には、User とPassword プロパティ、PKI (public key infrastructure)、またはその両方を設定します。 PKI を使用するには、SSLClientCert、SSLClientCertType、SSLClientCertSubject、およびSSLClientCertPassword プロパティを設定します。
本製品は、認証とTLS/SSL 暗号化にX-Pack Security を使用しています。TLS/SSL で接続するには、Server 値に'https://' を接頭します。Note: PKI を 使用するためには、TLS/SSL およびクライアント認証はX-Pack 上で有効化されていなければなりません。
接続されると、X-Pack では、設定したリルムをベースにユーザー認証およびロールの許可が実施されます。
CData Elasticsearch Connector をインストールしたら、次のように必要なモジュールをインストールし、Python オブジェクトでElasticsearch にアクセスします。
pip で必要なモジュールおよびフレームワークをインストールします:
pip install petl pip install pandas
モジュールとフレームワークをインストールしたら、ETL アプリケーションを組んでいきます。コードのスニペットは以下の通りです。フルコードは記事の末尾に付いています。
CData Connector を含むモジュールをインポートします:
import petl as etl import pandas as pd import cdata.elasticsearch as mod
接続文字列で接続を確立します。connect 関数を使って、CData Elasticsearch Connector からElasticsearch への接続を行います
cnxn = mod.connect("Server=127.0.0.1;Port=9200;User=admin;Password=123456;")
Elasticsearch にはSQL でデータアクセスが可能です。Orders エンティティからのデータを読み出します。
sql = "SELECT OrderName, Freight FROM Orders WHERE ShipCity = 'New York'"
DataFrame に格納されたクエリ結果を使って、petl でExtract(取得)、Transform(加工)、Load(ロード)を組みます。この例では、Elasticsearch data を取得して、Freight カラムでデータをソートして、CSV ファイルにデータをロードします。
table1 = etl.fromdb(cnxn,sql) table2 = etl.sort(table1,'Freight') etl.tocsv(table2,'orders_data.csv')
CData Python Connector for Elasticsearch を使えば、データベースを扱う場合と同感覚で、Elasticsearch data を扱うことができ、petl のようなETL パッケージから直接データにアクセスが可能になります。
Elasticsearch Python Connector の30日の無償トライアル をぜひダウンロードして、Elasticsearch data への接続をPython アプリやスクリプトから簡単に作成しましょう。
import petl as etl import pandas as pd import cdata.elasticsearch as mod cnxn = mod.connect("Server=127.0.0.1;Port=9200;User=admin;Password=123456;") sql = "SELECT OrderName, Freight FROM Orders WHERE ShipCity = 'New York'" table1 = etl.fromdb(cnxn,sql) table2 = etl.sort(table1,'Freight') etl.tocsv(table2,'orders_data.csv')